あなたは変態ですか


「結〜」



また来たわ…。
誰か助けてー。



『何しに来やがったん
スか、白石君』



白石のキラキラ笑顔とは
逆に真っ黒笑顔で応戦
するアタシ。



「あ〜、やっぱ落ち着く…」

『人に抱きつくんやない
わ!』



何が悲しゅうてこんな
奴にベッタリされな
アカンねん…。女子の
目が怖いならまだしも
生暖かいてどないやねん!



『謙也ァ〜、ヘルプ
ミ〜…』

「ムリ」



謙也のアホ〜。カス〜。



「結の匂いめっちゃ
好きやねん…」

『さよか』

「眠くなってきた…」

『人に抱きつきながら
寝るんやない!』



いい加減どついたろか、
このエクスタ野郎。



「結〜…」

『…何や』



もう諦めた。



「好き」

『あ〜、そ〜…ハ?』



何やて、コイツ。つか、
周り煩い!騒ぐな!



「やっとかい…」

『謙也、知っとったんか』

「白石が女々しすぎてん」



ホレ、なんて謙也が指を
指す方を見ると白石の
耳が真っ赤だった。



『安心しぃ、私も好き
やから』




変態を好きになった

(て事はアタシも変態か)



†アトガキ†
何か、変態で乙女な
白石が書きたくなって
出来た産物。うん、
申し訳ない。









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