君まであと3センチ


今日は俺の嫌いな日。



「今日は身体測定だね」

「伸びてるかな…」

『大丈夫、桜乃は小さく
ても可愛いから』



あの3人の内1番大きい
のが結。まぁ、俺の
好きな奴ね。



『リョーマ』

「何?」

『伸びてるといいね』



…嫌みかよ。でも、
1ミリでも伸びてれば
いい方だ。










「越前リョーマ、151p」


それも虚しく終った。


『何センチだった?』

「…151」

『アタシ、154』



また、負けた…。昔から
結の方が身長が
伸びるのが早い。…何故。



『牛乳飲むの嫌うから
だよ』



まあ、それも一理ある
だろうが…。



「苦手なだけ、嫌いじゃ
ない」

『じゃあ、飲もうよ』



うッ…。上手く言いくる
まれた。いいよ、2年に
なったら抜かすから。
そして、言ってやる。




好きだって。





伸びすれば届く高さ

(それまで待っててよ)




†アトガキ†
ハイ、ただ単に俺が身体
測定しただけなんです
けどね。身長は…。
聞かんで下さい…。









「#オリジナル」のBL小説を読む
BL小説 BLove
- ナノ -