「白石〜!頑張りや〜!」

「倉田さんも迷惑な事
しよりますよね」

「…驚かしたいんやろ」

「でも、あれ…」



財前の指の先。白く
なりかけてる白石。



「流石になぁ…」

「はよ、倉田さん来て
くれへんかな」









こんなことじゃダメだと
解っているのに、どう
しようも出来ない。



「…かっこ悪」



その時



『白石蔵ノ介!』



「!!」

「いぃッ!?」

『ハァ…ハァ…ッ!
わざわざ応援しに
アタシが来たんやから!
蔵ノ介の為に来たん
やから!ちゃんと勝ちぃ
や!バァーカ!!



そこには、結がいた。
やっぱ、結の声聞くと
気が引き締まるな。









それから、白石は飛ばし
始めた。



「ん〜、絶頂!」



…この掛け声だけは
なんとかならないのか。
当たり前だが、白石の
勝利が決まり四天宝寺は
優勝。



『アタシが来たんやから
勝ちは当たり前やな』

「結!」

『あ、蔵ノ介』

「お前、久しぶりに
会ってバァーカはない
やろ」

『じゃ、アーホ』

「…泣くで?」

『おめっとさん』

「!」

『お疲れさん』

「おおきに」




たんだから

(必ず勝って)



『あ、今日泊まるから』

「ハ!?」

『今日、帰れへんもん』

「家に聞かな…」

『OKもろた。むしろ
お嫁に来い、やて』

「〜ッ!」



アトガキ
突発的に書いた産物。
ん〜、不完全燃焼。









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