どれぐらい経ったん
やろ。いつの間にか
眠っとった。



「…しもた」



もう帰ってしもた
やろか。外へ出て
みると



『あ、白石君』

「倉田…」



おった。



「何しとん?」

『ん〜…、何となく
やけど白石君がおる気が
して』



アカン…。めっちゃ
嬉しい。



「あ」

『ん?』

「花弁ついとる…」

『ホンマ?』

「取ったろか?」

『うん』



取ってやると、倉田は
少し顔を赤くして


『おおきに』


て、俺の好きな笑顔で
笑た。




一枚の花弁

(想いをのせて…)




†アトガキ†
季節外れのアップ
第二号。何がした
かったんだってね。









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