嘘だ…。いなくなった
ハズなのに。



『…何で、いるんスか』

「アーン?樺地が
呼んだんだよ」



樺地が?



「別に会えんくなる訳や
ないやん、結」

「そうだぜ、結」

「来年また会える
だろうが、結」

「それに寂しいの結だけ
じゃないC〜」

「俺達だって結ちゃん
達と離れるの寂しいん
だよ?」



先輩たちは、アタシが
欲しい言葉をくれる。
しかし、涙は止まらない。



「永遠の別れじゃねぇ、
だから泣くな。結」
『ハィ…』



跡部部長が頭を撫でる。
癖になっているらしい。



「氷帝テニス部は続いて
くんだよ。このまま
ずっと、な」



そうだ。アタシ達が卒業
するまで。テニス部は
なくならない。




帝テニス部よ、
永遠に

(来年も会える)



アトガキ
いつ書いたんだ、これ。
生徒会の先輩方の
送別会をした時か?









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