私のいた時間よりも私のいない時間を愛してください | ナノ

「今日は一方通行と名前とミサカの3人で買い物に行ってきたのって、ミサカはミサカはヨミカワに報告してみたり。」
 その後で「名前は今日も一方通行と手を繋がなかったのってミサカはミサカはこっそり付け足してみたり。」「昨日もそうだったじゃん。」ネットワーク全体で二人のことを応援してるんだから、いい加減くっついて欲しいのにな。こうなったら明日もミサカは頑張るんだから!意識しながらネットワークにそう流してさっき買って来た材料でできた晩御飯を食べていると名前が「打ち止めー、お風呂入れるよー。」「今すぐ行く!ってミサカはミサカはお皿を片付けてパジャマを出しながら答えてみる!」

「あがったよ〜!ってミサカはミサカは伝えてみたり。」
 ソファにいる一方通行の隣に座ってバラエティ番組を見ていると、肩に掛けていたタオルが摘み上げられた。「拭かねェと風邪引くだろうが。」「名前に対してもこれくらい積極的になればいいのにってミサカはミサカはアナタに助言してみたり‥‥痛い!そんなに強く拭かないで!ってミサカはミサカは手を退けようと必死になってみる!」じたばたと手足を動かして抵抗すると力が多少弱まったから、そのまま大人しくテレビを見ることにする。そしたら少しして髪が濡れたままの名前が出てきた。「打ち止め、そろそろ寝ようか。」「乾かさなくていいの?ってミサカはミサカは確認してみたり。」「明日は休みだからいいの。」名前は一方通行に「たまにはベッドで寝ないと骨に悪いよ」というと、ミサカの手を引いた。明日は休日だけどミサカはまた頑張らなくちゃ!