「お邪魔しますわ」
「ふふ、どうぞ」


彼女、日向先輩はニコニコ笑いながら今日は両親も誰も帰って来ないから遠慮しないでと言う。え?それって何に対して?天然で鈍感な俺の彼女はきっと分からない。

ワンピースに黒いストッキング。ふわふわしたスリッパがこれまた可愛い。じっと見ていると髪をさっさと直し、「寝起きだから寝癖ついてて恥ずかしい」と頬を染め上げる。は?かわええんやけど。

彼女の部屋は意外とシンプルやった。下に飲み物を取りに行くと出ていった彼女を確認すると、部屋をぐるりと見渡す。久しぶりの部屋。一回来たことあるけど、そんときはあんま見とれんかったしな。
綺麗に並べ揃えられた教科書や本、ノートや文房具。女らしい動物のぬいぐるみ。机には写真たてがあった。


「…アホ。にやけてまうやろうが」


2人で撮った写真が大切に飾られていた。周りには俺があげた指輪などがアクセサリーケースに入っている。


あ、ドア開いた。日向先輩が飲み物を机に置き、「あんまり見ないでよ」と照れたように、でも困ったように笑う。

しきりに足を気にしながら。


「足、どうかしました?」
「えっ?あー、ストッキングがね…」


破れちゃったと彼女の指す方には伝染したのであろう、ストッキングが破れてしまった跡が結構くっきり残っていた。先輩は残念そうに破れた場所を撫でる。気に入っていたらしい。


「流石にもう使えないからね…、捨てなきゃなぁ」


脱ごうとする先輩の手を俺は止める。先輩はそれを不思議そうに見つめる。「どうしたの?光くん」と覗き込む彼女だが、力を緩める気はさらさらない。

黒いストッキングから覗くのは恐らく彼女の肌。これを破れば日向先輩の生足。ヤバい。めっちゃ興奮してきた。ぷにぷにと足を押すと、色が変わる。

徐々に頬を赤く染める先輩は何となくだがこの甘い雰囲気に、俺の熱のこもった瞳に気づいている。今、俺がどんな心境か、何をしたいのか。別にやましいことするつもりやなかったんやけど、先輩が誘惑してくるのが悪いんやで。


「ひ、光くん…、あっ」
「先輩…、俺な興奮してもうたわ。せやからお願い」




ストッキング破ってええ?





「んっ、くすぐったい…」
「あー、アカン。ちょっと失礼しますわ」


ベッドに座らせ、伝染した箇所から指を侵入させていく。先輩な綺麗な肌色が段々と露になってくのが堪らん。せやけど奥の方が破れにくいから、足の間に体を入れる。カパッと足を広げる形になった先輩は恥ずかしいのらしく、驚いたように目を開いた。まあ、下着見えてまうもんな。無理矢理犯しとるみたいやな。


「光くん…!やだっ…、」
「先輩かわええの履いてますね…、これ、俺の好みに合わせてくれたん?」


ド派手やないレースがついた、カーマインのパンツがチラッと見えた。はあ、かわええ。
指を滑らせ、ビリビリ破いていくストッキング。日向先輩は太股に指が当たるたびに、ええ声で鳴く。色っぽ。



「んっ、ひかっ、る、くん」






…あー、焦れったいねん…!

ビリィと結構な音をたて、俺はストッキングを破いた。一気に肌色が現れる。残ったもんはもう脱がす。まるでズボンでも脱がすかのように、下にズルズルおろす。ポイッと床に捨て、日向先輩の上に覆い被さる。


「光くん…、」
「先輩かわええッスわ…、ほんま我慢でけへんわ」


トロンとした瞳はまるで俺に理性を捨てろと言っているようだった。いや、まあ元から理性なんて保てるわけない。両親いないとか言う時点で諦めとったわ。

先輩のピンクの唇にちゅう、と長いキスをした。先輩はまるで待ち望んでいたかのように、俺の唇に吸い付く。ちょっ、可愛すぎなんすけど。


「んぅ、は、ふぁ…!」
「はっ…、ん、せんぱっ、」


ワンピースはジッパータイプやったから、下にさげればすぐに下着や。胸の下までさげ、ブラの上から胸をやわやわと揉む。柔らかくて白い先輩の胸はマシュマロみたいや。カーマインの下着、ええわ。


「ん、ふ、ひか、んぅ…!」
「はー…先輩のおっぱいやわらかすぎ」


顔をその包容な谷間に埋めると何とも言えない感触と興奮に襲われた。ブラを無理矢理にずり上げ、直に触れる。ヤバいこれはまりそうやわ。


「ちゅ、はっ…、せんぱ、い、やーらしっ、ふはっ」
「ふえっ、あん!ひかっ、やぁ…、」


ピンク色の先端にしゃぶりつくとビクビクと彼女の体が跳ねる。ワンピースなんてもう全部脱がせたわ。この姿、写メりたいわぁ。えっろ。



「ひか、る、くん…、好き、だよ…!あっ、う…!」
「俺のが、好き、ですわ…!」





え?写メ?
先輩が寝てる間に撮りましたけど。


またストッキング履いてきてもらおう。あー、ニーハイとかでもええですわ。




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