洋の国の詳細をこんもり >> 追記
【グリムガルド公国】
ぐりむがるどこうこく。
通称:公国。
圧倒的カリスマを誇る「グリムヴァルスト大公」率いるの独裁国家であり、お人形さんをいち早く産業化・軍事利用したお人形さん先進国。
安定した穏やかな気候と豊かな資源に恵まれており、古い時代から他国の王族貴族がこぞって集まっていたため、上流階級のみならず一般にも豊かで華やかな貴族文化が根差している。だけど田舎だから国民性は穏やかで純朴。

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【グリムヴァルスト大公】
通称:大公。
グリムガルドを統べるカリスマキング(52歳)。
祖国を小国から国連最有力国家へと急成長させた剛腕の持ち主。あまりの剛腕ぶりに賛否両論はあるものの、おしなべて支持率が高い。
本名はウルフリッド・ヴァン・グリムヴァルスト。冷酷で狡猾な策略家と評されるが、国内では意外にも家族想いの陽気な人物として知られている。

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【国際連盟】
こくさいれんめい。
通称:国連。
大公さんの呼び掛けで結成された国際機関。安全保障や経済・社会等の国際協力を目的とし、開戦すればそのまま軍事同盟となるマルチな公国の犬組織。
若き事務総長は公国出身だけど豪腕な遣り方に不満があるとかないとか。
公国の恩恵を求めていたり、敗戦国が服従を示したりと様々な理由で加盟国爆増中。「加盟=降伏」である。
なんとこの度10周年。

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【講究院】
こうきゅういん。
通称:院。
国の枠組みを越えて優秀な研究者が集まる超国家研究機関。お人形さんに纏わる考古学や生物学、軍需や経済や数学や文学、何故おやつは食べたら無くなるのか等、多種多様の研究・開発が日夜行われている。
しかし、院の実質的所有権を握っているのは公国であるため、「研究全部横取りされるじゃん!」と一部が激おこらしい。

各研究室は、
UNIT 01(ゆにっとぜろわん)
UNIT 02
UNIT 03……と番号で管理されている。
責任者は「室長/副室長」。


《ボクシリウム》
講究院の花形部門「お人形さん」の研究開発班、およびその研究所。
お人形さん関連事業を始めたければ此処の公認が必須。
ボクシリウムでも独自に人形製造・販売を行っており、お金さえ積めばフルチョイス(オーダーメイド)もさせてくれる。
都市伝説によると「秘密の人形開発室」が存在するらしい。


《エンジェリウム》
とっても綺麗で幻想的なお人形さん達の保護区域。果てしなく広大。保護が必要なお人形さん(貴重なオリジナルや修復中のα型コピーなど)を過度に保護している。
あまりの広大さに迷ったフリして泊まり込もうとしても逮捕されちゃうだけなので止めておこう。
愛好家の間では「天使のすみか」と称されている。

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【人形造形師】
にんぎょうぞうけいし。
お人形さん作家。製造や身体的なメンテナンスを担当する。
最難関国家資格。
受験資格は、
・18歳以上
・調律師免許二級以上 保有……であること。

講究院内に専門学校あり。
合格するとボクシリウムで五年間の研修義務を課され、ボイコットすると資格剥奪されちゃう。気に入られると延々と期限延長されるので要注意。

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【調律師】
ちょうりつし。
お人形さんと直接ふれあい、付きっきりで心理的メンテナンス(ご機嫌取り)や生活全般のサポートを担当。
国家資格であり、一級〜五級までを下から順に取得していく必要がある。
講究院が直営する学校はないが、講究院公認の民間学校は複数ある。
五級〜三級までは独学でもいけるらしい。

※調律師によってお人形さんの声質や能力が変化するため、非常に重要なポジションです。お人形さんとの絆を深めて特別な歌を唄って貰いましょう!乙女ゲーム要素です(笑)


一級…もうすごい。オリジナルとふれあえる。
二級…お人形さん関連の起業が出来る。
   人形造形師になるには最低でも此処。
三級…コピー人形本体とふれあえる。
   騎士になるには最低でも此処。
四級…お人形さん関連店舗で働ける(本体取扱いは不可)
五級…基本的な知識がある。

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【公国騎士団】
こうこくきしだん、
またはグリムガルドナイツ(笑)。
グリムガルドの国と秩序を護る兵士。
四つの大隊に分かれ、「大隊長」「大隊副長」が各隊を治めている。
各小隊は「隊長」「副隊長」が治め、人数は10〜15人程度。

各大隊の頂点に立つのは総指揮官である「団長」と「副団長」。



《第一大隊》
主に戦う騎士と兵士さん。国内を巡回警備しながら鍛練をして有事に備えている。
“戦闘に優れる者が第一に入隊する”と自称(そんなことない)

第1〜4小隊は、「騎士」が所属。
第5〜15小隊は、「兵士」が所属。



《第二大隊》
第一大隊と同じ働きをする部隊。優劣はないが両者共に競り合っている模様。
“頭脳派は第二に入隊する”と自称(そうでもない)

第16〜20小隊は、「騎士」が所属。
第21〜30小隊は、「兵士」が所属。



《第三大隊》
第一第二同様の部隊…に見せ掛けた国内外の諜報部隊。
“他部隊で使えない人が入隊する”と評されているが、寧ろ優秀な人材が多い。アホな振りしてコツコツとスパイ活動をしている。

第31〜50小隊は、「騎士」「兵士」混在で所属。



《第四大隊》
国内の犯罪捜査を担当する警察的な役割を持つ部隊。何となくアクの強い人が多い。

第51〜60小隊は、「騎士」「兵士」混在で所属。

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【臨唱団】
りんしょうだん。
危険な戦場に赴く健気な従軍お人形さん達。戦闘支援や回復係など、その場で詠唱しないと効果がないタイプのお人形さんが多数。群れて歩く姿は可愛いの極み。しかし彼らよる合唱技は凶悪の極み。
戦場に来ても緊張感が無さ過ぎて修学旅行みたいになっている。
国連の所属だが、団長と副団長の判断で独自に動くことが多い。
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