▽基山視点



ズプズプと下から熱い塊が入ってくる。
自分の口から甘く苦しい声が漏れる。
正直こんな姿もこんな声も正面に座っている奴には見せたくないし聞かせたくなかった。


「基山くん何してんの?さっさと入れなよ〜」
「っるさあっん…かわいい顔しってぁ…でかっんい…」
「ごめんね〜あと少しだよ〜頑張って」


ヘラヘラと笑いながら俺の正面に座るのは吹雪士郎。
俺は彼の上に腰を下ろしながら孔に彼のモノを入れている。
こんな関係になったのはいつからか、よく覚えてない。
しかし長い間この関係を続けているのに間違いはない。
忌々しいけれど。

「ふっぁあ…はいった…」
「お疲れさま〜じゃ、動くね」
「は?ちょっ!やあぁっ!やめっふぁっあん」
「んっ、よくしまってるね。気持ちいね」
「やぁっ!そこ、あっふやっうあぁっ!」

全部入ってすぐ休むことなくガツガツとつかれる。
苦しい。苦しい。気持ちいい。
彼とのセックスは全てを支配されている。そんな感覚に陥る。だから嫌なんだ。
甘く苦しい刺激が俺を支配していく。
やめて、やめて。そう叫びながら快感に落ちていき欲望を吐き出した。





「やっぱ基山くんとの体の相性いいな〜」
「そ。よかったね。」
「あれ?部屋戻るの?」
「君と同じベットでなんか寝たくないから」
「冷たいな〜ま、帰さないけど」
「は?」

世界がぐるりと回転した。
吹雪くんに抱えられベットに下ろされるまで何が何だかわからなかった。
吹雪くんが俺の上に馬乗りになったとき、やっと抵抗を始めたがすでに遅く。


「夜はまだまだ長いからね。楽しもうね、ヒロト」


彼の甘い声、甘い笑顔、甘い刺激に俺は支配されていく。










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エロ練習
ラブラブなふぶきやま書きたいなー










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