彼の行動はいつも突然だ。


吹「基山くん。セックスしようよ。」
基「嫌だ。」
吹「照れなくていいんだよ?大丈夫、優しくしてあげるから。」


人が嫌だ。と拒否しているのに彼は聞く耳を持たないらしい。
やめろ。と言う俺の意見も無視されベットへ押し倒される。

別に俺は彼が嫌いじゃないし、彼とのセックスも嫌いじゃない。
嫌がるのには理由がある。
明日は練習試合がある。
彼とのセックスの次の日は大抵足腰がガタガタになる。
サッカーをやる俺たちにとって足腰は重要な部分。
だから練習試合の前の日にヤられるのは嫌だ。


基「どいてくれる?俺、ヤりたくないの。」
吹「僕はヤりたいの。君の意見なんて聞いてないし。」
基「あのね、明日練習試合なんだよ。わかってる?」
吹「それくらいわかってるよ?」
基「セックスしたら足腰辛いの。サッカーできなくなるのわかる?」
吹「うん。でもたまっちゃってるんだもん」
基「1人で抜けよ…」
吹「やだよー!恋人目の前にして1人でとかいじめじゃん!」
基「そんなこと言っても俺だってキツいんだから!」
吹「うーん…じゃあ素股!」
基「は?」
吹「よし、やろう!はいはい、ズボンおろしますよー」

押し倒されていた体を浮かされ、サッとズボンと下着を一緒におろされる。
呆気に取られているとまだ萎えている俺のモノを優しく撫でられる。

基「っあ!え、ちょっ!ふぶ、きくん…!」
吹「わぁ!もう堅くなってきたね!」
基「やっあ!だ、めぁ…きょ、うはヤらなっあん!」
吹「わかってるよ。だから素股でヤるの。基山くんのもう堅いね」

基山くんも溜まってたんだ。
耳元で優しく囁かれ、吹雪くんの甘い声が身体を甘くとろけさせた。

吹「先走りも凄いね。顔も真っ赤で可愛い。」
基「あっ…ふ、うぁ…かわい、くなっ……」
吹「可愛いよ。こっちも疼いてるね。」

スッと指先で後ろの孔を撫でられると孔が物欲しげに収縮する。
指を一本だけ入れら内壁をぐちゅりと掻き回される。
ビクビクと身体が震える。
彼に開発された身体は彼による刺激によって更に甘くなり、どろどろと溶けていくようだ。
ダメだ、明日に響く。やめさせなくてはならない。そう考える自分と、刺激を与えられるたびもっと欲しいと欲張りになる自分がいた。

基「もっ、だめぇ…がま、んできない…」
吹「うん。でも今日は入れない約束だから、四つんばいになって基山くん」
基「え…?」
吹「ほら、はやく。」

俺が四つんばいになると内腿に俺の先走りを塗り付ける。
少し不安になって顔を見れば
大丈夫、すぐ気持ち良くなるよ。と言われ素直に受け入れた。

吹「うーん、やっぱりこれだけじゃ足りないか。」
基「ね、はやく…」
吹「堪え性ないな〜もう少し待っててね」

待ってと言って吹雪くんは俺の鞄を探り出した。
中から取り出したのは愛用しているハンドクリーム。
乾燥肌な俺には欠かせないもの。
それを少し掬いまた内腿に塗り付ける。

吹「こんなもんかな。」
基「ふぶきくん…」
吹「ふふっ、今から気持ち良くしてあげるよ。」

キュッと閉じられた太ももの間にピタリと何か熱く堅いものが触れ体を震わせる。
そしてまるで挿入されるかのように太ももを割って熱く堅いものが入ってきた。
驚いて下半身に目をやれば、吹雪くんのモノが太ももの間から顔を出したり引っ込んだりしている。
それに合わせて吹雪くんの堅くなった亀頭が俺のモノを擦る。

基「ひぁあっ!んっ、あぁ…やんっ…っあ、ふぶ、きく…ひゃうん!」
吹「はっ、気持ちいいでしょ?」
基「はぁんっ!きもち、ぁあ…ふぶ、きくんっの…あたってぁん!」
吹「ヒロト、可愛い」

ヒロト、と不意に呼ばれた名前に全身が熱くなる。
太ももの間からは形容し難い卑猥な音がする。
ゴリゴリと吹雪くんの亀頭で裏筋を擦られるだけでイきそうになる。

基「あっ…あっんふぅ…はひっ……ひゃあああ!」
吹「あ、ごめん。先だけ入っちゃった」
基「あ、ぁあん!やっ…も、もう…ひゃぁん!」
吹「いいよ、僕もイきそ…」
基「はひっ…あ、しろ…うっ!もっと、ゴリゴリしてぇ…ふぁっ…しろ、っあぁん!」
吹「っは…く…ヒロト…」

ビクビクと体を震わせ2人同時に欲を吐き出した。
ハァハァと肩で呼吸をしながらベットへ倒れこんだ。

吹「大丈夫?」
基「っう、うん……」
吹「可愛い。たまには素股もいいね!」
基「う……ん………」
吹「ん?どうかした?」
基「いや、その…」
吹「なに?言わなきゃ分かんないよ?」
基「…やっぱり、いれ…られたほう、が……いい……」

小さくボソボソと言う。
辛うじて吹雪くんに聞こえるくらいの声で。
チラッと顔を伺うと珍しく呆気に取られていた。
しかしすぐいつも通り余裕ぶった顔つきに変わった。

吹「基山ヒロトくーん。それ、誘ってるの?」
基「え…?」
吹「仕方ないな!次は入れてあげるからね!」
基「え?ちょっ!ま、待って待って!」
吹「大丈夫優しくするからさ!」
基「いやいや!明日、しあ、いっあん!やぁっ…ひぁん!」










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友人リク ふぶきやま裏
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