▽下品
▽最初から最後までヤってるだけ





いつも通りの行為。
それは突然いつも通りではなくなる。


「あぁっ…ふっんぁ、えんっど…」
「ん?どうかしたか?」
「ふぅっあ…やめっぁ、うごくのっやめあぁっん」
「は?何、いきなり何言ってんの?」

いつもの不動ならやめろなんて口にしない。
むしろさっさとやれよと言うくらい。
しかも不動はもう絶頂が近いはずなのに、おかしい。

「なんでやめなきゃいけないんだよ」
「あっひぃん…やぁっだ、めっだからぁあん」
「理由言わなきゃわかんねぇし」

やめろやめろと言う不動に対して容赦なくガツガツと腰を打ち付ける。
不動の体はおもしろいくらいに跳ねる。
こんな悦んでるくせにやめろとか意味わかんないよな。と思っていると不動が小さくボソボソと何かを言った。

「え?何?聞こえないぞ?」
「…だ、から…と…トイレ」
「トイレ?トイレがなんだ?」

なかなか理解しない俺に不動は怒りを覚えたらしい。
顔を真っ赤にやけくそに不動は言った。

「っ〜!だからトイレに行きたいって言ってんだよ!バカ!」
「なんだ小便か!」

そういえばMFの不動は攻撃に守りにと忙しく、練習後はたくさん水分を取っている。
そして今の行為を始めたのは練習直後。水分を大量に取った不動がトイレに行きたいというのもおかしくはない。
だが、俺としてはこのまま行為を中断したくない。

「はやくどけよ円どうぁあっ!」

悩んだ末、俺は繋がったまま不動を抱えあげた。
キーパーで鍛えた体は不動の細身な体くらいは抱えあげることが出来た。
そして不動を抱えたまま、行った場所はトイレ。
不動を下ろし、便器のタンクに手をつかせ、後ろからガツガツと突く。

「やっ、ぁあ…えん、どっあん!やめ、ひぅあっ…でちゃ、うぁああ」
「どっちが?」
「ひぁっ、や…わかんなっあぁん」
「かわいいなー。どっちでも出していいぞ。トイレだしな!」
「ふあぁっ!やっ、もっ…やめろぁあん、だめぇっ」

欲を吐き出してしまえば気がゆるんで違うものまで出てしまう。
それはきっと不動の羞恥心が許さないのだろう。
ってもそういう羞恥心は俺にとっては迷惑なもので、もっと曝け出してくれてもいいんじゃないかと思う。
だからこういうのはいい機会。羞恥心を拭い捨ててほしいから。

「不動、我慢は体に毒だぞ?」
「はっぁ…るさっぁひぃ!やらっらめぇあ触んなひぅあぁん!」

あまりに我慢する不動にだんだん痺れを切らしてきたので、後ろから前立腺を攻めながら尿道をぐりぐりと攻める。

「あぁっやら!出るっえんど、出る!」
「出せよ。」
「あひっ、ふぅぁぁああ!」

ぴゅくっと数回に分け白濁の液を吐き出した後、ツンと鼻につくアンモニア臭とともに黄色っぽい液体が便器に注がれた。
不動は顔を真っ赤に「死にてぇ…」と小さく呟いていた。






END










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