「んっあ、はっ…やッ、あ」

「キスだけなのにこれか。よほど強力なのを使ったな。」


舌を吸われ、唇を甘噛みされる。ただそれだけの事にこうも声が漏れる。
結局、紅茶は一杯分飲まされてしまい、大量の媚薬を摂取したのはオレになってしまった。


「ひゃあ!!」

「…すごく濡れてる気がするんだが。」


ズボンの上から変形しきったオレのモノをやわやわと揉まれる。感度を引き上げられたオレは、それだけでもう果ててしまいそうで。


「やっあん!……ひ、ぁ、んっ…!!」

「一回出しとくか。どうせ数回では収まらないだろう。」


そうとだけ呟いた鬼道ちゃんはオレのズボンと下着を一気に剥ぎ取った。下着が擦れるこの感触すら強力な快感へと変わってしまう。先走りで濡れてるからか、外気がヒヤリと気持ちいい。うっとりとそんなことを考えていたら。突然下半身から強い刺激が登ってきた。
鬼道ちゃんがオレのを握っていると理解した時にはもう鬼道ちゃんは手を上下に、オレのを扱き始めた。


「うっ…あぁあっ!!!」


呆気なく白濁を撒き散らしながら果てたオレ。しばらく意識はフワフワと漂っていたが下半身に熱を感じて我に返る。


「なっ…!!?ちょ、待てって!!」

「これで終わりとでも思っていたのか??」


言い終わらないウチに体内に鬼道ちゃんを受け入れる。身体を駆け回る快楽に声すら上げきれず、背中を弓なりにして鬼道ちゃんの背中に爪を立てた。

感度の上がりきったオレには、その後の行為全てが拷問のようだった。


「ひぁああ!!やっあ、もう!!!!んんぅっ…!!!」

「どこでこんなもの手に入れたんだ。本当に強力だな。」

「あっ!!あぁう!!い、イクゥウウ!!!!!」


何度目か分からないほど射精を繰り返した。薬の効果も切れ、だいぶ身体も落ち着き出した頃にようやく鬼道ちゃんはオレの体内から自身を引き抜いた。
それと同時に流れ出る大量の精子が、薬の持続力を物語っている。


「不動、もうこんなものは使わないな??」

「……使わなきゃいいんだろ。使わなきゃ。」

「ふ。分かればいいんだ」


そっとキスをされる。唇が触れ合うだけのキス。くっそー。言いくるめられてしまったことが納得いかない。せめてもの抵抗でキスの最中も鬼道ちゃんを睨みつけてやる。そんなオレのことを知ってか知らずか口端を吊り上げ不敵に笑う鬼道ちゃん。
憎らしいのに、思わず見とれて頬が熱い。


「ちなみにコレは没収だ。」

「え」

「俺が預かっておく。」


一層、嬉しそうに笑みを深める鬼道ちゃん。もう、嫌な予感しかしない。


オレの予感が的中するのは、そんなに遠くない日にやってきた。
だがそれは、また別の話。






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大変遅くなりました!!
5000Hitありがとうございます^^
とか言ってる間に6000ですがorz

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YU∀




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