キャストの再現率が凄かったです
斉藤さんそのまんまでした!凄い!
照星さんはあのその…と、とても美しかったです…やはりあのお方は人間ではないのだと確信しました…
素晴らしかった〜!
あとよすろーさんが訛り上手でドキドキしてしまった…ズルい人!

お話はもの凄いブツ切りでした…テンポも何もないという感じ
コレの元の話やネタは面白いのにもう少し旨くノリよくやって欲しかった
最後までブツ切りテンポだったので、おかげでラストの勇気100%が流れた時に違和感が
ああああれ?これでEDか?みたいな
それでもやはりこの主題歌はズルいですね
どんな映画でもこれでもってかれてしまうもの〜!

キャラが大勢出演するタカ丸親子の話をせっかく選んだというのにキャラの個性を魅せる撮り方をするでもなし
忍者のオモシロコワイ部分をクローズアップするでもなし
乱太郎目線の「ヘンテコな忍者の世界」を期待していたりもしたのですがなくて残念
いや…脚本の中には入っているけど撮り方の問題かも?
キタキタ〜!って思える演出をもっとして欲しかった
このブツ切りテンポでなければ五・六年のターンも入ったのでは
一学年一殺でいくというのもこの話の面白い要素だと思っていたので何ともまとまりのない感じでした
これならもっと別のお話、日常+ドクタケと一年は組だけの話にした方が良かったんじゃないかしらん?なんて思ったりなんかしちゃったり

品があって強く優しく時に厳しく美しい、くの一の誰もが憧れるシナ先生のあの改悪は何故なんでしょうか
これは納得できない。生理的にきついギャグは原作の作風としてあるし
それはかまわないとしても(それも実写ならではの面白い撮り方がもっとあるのではと思いますが)シナ先生をあんな風に撮る必要は何処に
原作でもアニメでもちゃんと見ていればあんな風には描かないし描けないはず
三池監督には自分の中にある浅いテンプレートにキャラを勝手に当てはめないで頂きたい
何だか思ったよりシナ先生の事はショックだったみたいです

乱太郎が上級生の授業を見学に行くシーンは個人的には乱きりしんの三人で行ってほしかったな

白目さんがおじさんでした!おじさんは大好きですがドクササコファンとしては白目さんはもちっと若い方が最後の凄腕さんの「後でたこ焼き〜」の台詞がもっと映えて良かったのにな〜なんて思ったり

乱太郎が歯を投げ捨てるシーンは良かったな
虐げられたりはねつけられた時にそれを受け入れたり自虐に走るのではなく「なにくそ〜!」と怒りを燃やして立ち向かう人、というのにとてもひきつけられます。
原作に感じる良くも悪くも良い子たちのヘコたれなさというか…甘ったれなさというか
大人達にも負けない生きるエネルギーというか
忍びはガッツじゃ!人生もガッツじゃ!が体現されているように感じられました
ここは原作にはなかったけど、でも自分の中での落乱らしさを感じるシーンだったかなーと

いくらでも面白くできたであろうに…ノリと量産型の監督ではなくもっと作品に愛のある方が撮ってくださればうぬぬ…と、どうしても思ってしまいます。それが非常に残念
映画として魅せるために改変するのは仕方がないし、むしろ映画ならではの面白さを期待する所ですが
それもあまり感じられませんでした
ファンが求めているものと一般の方が見て面白いものは違うよーというのは確かにあると思いますが
…コレはファンでなくてもどうなのかしらん…と思ってしまうのは相性の問題かもしれませんね
でもやっぱりお話としてまとまっているかも疑問が残ってしまう

原作の雰囲気をそのまま実写で、というのはやっぱり難しいんでしょうね
まあそもそも撮る方に原作を尊重する気がなければ無理ですね
実写モノというのは本当に恐ろしいです
でも今回に限っては実写化結構楽しみにしてました
原作ベースときいて、原作ではデフォルメされているけど滲みでている泥くささが実写でしっかり見られるのはかなり楽しみでした
やはりもっと面白くできただろうな〜と思っちゃうな!残念です!

あっ小平太はすぐわかりました!しゃ、しゃべっとった…格好…よかった…んもう…!

(とんちゃん|0)

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