01



消えてしまいたかった。

必要無いのだと言われたあの日から。

一人で生きるのは辛かった。

でも、手首を切る勇気も首を括る覚悟も何一つ持って居なくて、

何か有る度に、相談出来る相手が居なく、孤独に気付かされてしまって酷く生き苦しい。

誰かが世界を変えてくれないかと他人任せに思いながら、ようやく終わる1日に息をつく。

あぁ、明日なんて二度と来なければ良いのに。





朝を恐れる生き物。











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