閑話休題4
「と・う・し・ろ・う!今いい?」
「?どうした、銀?お、わ!」
「えへへ、ぎゅ〜〜。今はしんがいないから、とうしろう独り占めできる〜」
「…何言って。つーか、お前ちゃんと服着ろ」
「とらんくす履いてるよ?」
「…半裸はダメだ。締め付けない服出してやるからそれを着ろ。…ちゃんと着たら今日はかじっていいから」
「!着る!」
「いい返事だな。その…い、痛くしたら次はないからな…」
「…(とうしろうってほんと可愛いなぁ…いろんな意味で)」
閑話休題5
「なんだよこの痕!?俺が出かけてる隙に十四郎に何しやがった、このバカ猫!!」
「だって俺、精気を定期的に摂取しないと死んじゃうもん。…つーか、これくらいで留めた俺を褒めて欲しいんだけど。とうしろうってば、かじってる最中めちゃくちゃ可愛い声出すから発情期でもないのにムラムラしちまった」
「!!?ちょ、銀!お前そんなこと考えてたのか!?」
「〜〜〜〜!!!許せねェ…。おい、十四郎!俺にもかじらせろ!なんで旦那の俺がペットに先越されなきゃなんねぇんだよ!」
「ちょ、ちょちょ!待て待て待て、かじらせたのは銀が精気食わないと弱っちまうからで、晋にかじらせる理由はどこにも無ぇだろ!?」
「うるせぇ黙れ、その口俺ので塞いでやる」
「!!かじる話がなんでそうなるんだよ!?ば、ばか!顔を近づけてくるな!」
「あ!俺も俺も!とうしろうの口塞ぐ〜!ちゅーする〜!」
「させるか!十四郎は俺の嫁だ!俺だけが十四郎に口付けできるんだよ!」
「勝手に決めないでください〜〜。とうしろうの意見も聞くべきだと思います〜〜。な?とうし…ろう?」
「…今晩、飯抜きになりたくなければ黙りやがれ、この化け物ども」
「「…ごめんなさい」」