VSタクトB

2009/11/03 21:02

焼けた塔にて←


『あ、タクト君…』

「チッ、またお前か…」

『あそこに伝説の三匹がいるんですよ〜。
綺麗です……』

しゃがみ、穴を覗くノタを上から見楽しくなさそうにタクトは口を開く。

「お前のような弱i『ノタです!』

「……ノタのような弱いトレーナーに奴らは捕まってはくれないだろな」

言い直したタクトに話の内容をスルーしてノタはにっこり笑う。

『でも頑張って私もポケモンと一緒に強くなったらきっとバトルぐらいはしてくれるよ…。
今はそれが楽しみかな?
あ、まだまだ努力足りないだろうけど』

えへへっと笑うノタをじっと見つめた後タクトはボールを握った。

『あ、今度も負けませんよ!』

「ふん……バトルっ!」


レベルは負けてましたが弱点を攻め勝利。


「くっ…」

『ゴースト、ズバット…うらやましい』

「は?」

『怖いけど育ててみたいポケモンなんです!』

「……そうか」

『はいっ!
素敵に育ちますよ、タクト君みたいに』

「はぁ!?」

ニコニコ笑うノタにため息をつき、タクトは出入口へ歩き出した。

『またバトルしましょう』

「……ノタが強かったらな」


呟いて出ていったタクトに嬉しそうにしノタは上の階に進む。



タクト君まさかのデレ期!?←



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