My nane is・・・
※生温いですがスカ表現があります。
苦手な方は読み飛ばして
次へ進んで下さい。
このページを飛ばしてもストーリー的には全く問題ありませんので。
身体の奥へと液体が満たされる感覚が拡がった。
この感覚は身に覚えがある。
虎徹のためにと、自ら洗浄したことも何度かあるからだ。
しかし、圧倒的に注入される液体の量が違う。
何より、拘束されたこの状況では便意に襲われてもトイレに行くことなど到底できない。
ユーリと、カメラの前で粗相をしでかす恐怖にバーナビーの顔は引き攣った。
「や、だ……、お願いだ、トイレに…」
無駄なことだとわかっていても、懇願せずにはいられなかった。
ユーリはバーナビーの背後から身体へと腕を回した。
液体に満たされ膨張した下腹部をユーリの手の平が弧を描くように撫でる。
「……っ、触る、な……」
ユーリの唇が三日月の形へと変化した。
優しい手つきで撫でていた手の平へ力を込め、バーナビーの下腹部を押す。
「う、あっ……」
便意を堪えるバーナビーの身体にはじとりと脂汗が滲み、小刻みに震えていた。
「そんなに我慢しなくても、出してしまっていいんですよ」
既にユーリに言い返すだけのゆとりも、睨む気力すらなく、バーナビーは弱々しく頭を振った。
「……なかなか強情ですね、出してしまえば楽になるのに」
ガチャリと、金属音がした。
吊されていた鎖が急激に緩められ、バーナビーの身体は床へと崩れ落ちる。
ユーリはバーナビーの脇に立ち、靴の先でバーナビーを仰向けに転がした。
「や、めろ……」
ユーリが脚を振り上げるのを、霞んだ視界の端に捉えた。
振り上げられた脚は手加減なく、バーナビーの下腹部へと落下する。
靴底で膨張した下腹部を圧迫され、我慢の限界をとっくに超えていたバーナビーは遂に排泄した。
「ひ、あ、アッ……!」
一度出してしまえば止めることはできなかった。
バーナビーの悲鳴と、凄まじい排泄音が響き渡る。
全て出し切ってしまうと部屋の中には静寂が訪れた。
「すっきりしたでしょう?」
すっかり脱力し、自らの排泄物の上に横たわったままのバーナビーへと声を掛けた。
脇にしゃがみ、前髪を掴んで顔を覗き込んでみると、涙や鼻水でグチャグチャになったその顔に、ユーリは満足そうに笑んだ。
しかし、呆然としていたバーナビーが自我を取り戻すのは早かった。
ユーリと視線が合うとその碧の瞳にはみるみる嫌悪の光が宿り、力を取り戻した。
「……本当に、悪趣味だな」
その言葉に反射的に身体が動き、ユーリはバーナビーの身体を蹴り付けていた。
防御の為身体を丸めたバーナビーの頭を掴み、床に散らばる排泄物へと綺麗な顔を押し付けると、バーナビーが吐き出した唾がユーリの頬を直撃した。
バーナビーには不似合いなその行動にユーリは目を見開いた。
けれどすぐ、吐き掛けられた唾を手の甲で拭い不敵な笑みを浮かべてみせる。
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