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ロボットクダリ3

→ロボットパロ
→会話オンリー



「クダリさんってどれくらいまで記憶出来るんですか?」
「ぼくすっごい!キャパシティすっごく大きい!」
「どれくらい?」
「パソコンなんて目じゃないし、世界で一番大きな図書館に収まってる本よりも多いし、その本の中に書いてある文字数よりもいっぱいいっぱい記憶出来る!」
「ほほー、流石ですね。」
「えへ。あのね、人間の言語でしょ、それから造語、諺、いろいろ覚えてる!人間に関わる心理の理論とか、その理論で証明された仕草と気持ちの繋がりとか、表情や癖でその人がどんな気持ちとか。」
「クダリさんが心理とか理論とかいうと違和感が…。」
「名前失礼!個人的なことも覚えられるよ。」
「個人的?と言いますと?」
「名前のこと。」
「私、ですか?」
「そう。名前がぼくの頭を撫でてくれた回数だとか、ぼくに好きだって言ってくれた回数、キスしてくれた回数にセックスした日付とか、あと、名前がセックスの時に気持ち良過ぎて頭変になっちゃう場所とか」
「ちょちょちょちょっと待ってクダリさん!止めて!変なこと口走らないで!」
「変じゃない。名前との思い出は全部大事!」
「ク、クダリさん……。」
「あと、ぼくが名前に入れていいか聞いた時の反応とか、セックス終わった後の名前の態度とか」
「もうそれはいいですから!!!」
「えへへ。凄い?」
「凄いです…。凄いですから、それ絶対に他の人に言わないで下さいね…。」
「どうして?」
「人に言いふらすことじゃありません。」
「えー?でも、ぼくの読んだ本には自慢できるって書いてあった!」
「(どんな偏った本読んでるんだ。今度見せてもらおう。)二人だけの秘密にしたいんです。」
「ひみつ…………ふたりの、秘密………………うん!分かった!ぼく言わない!」
「そうして下さい。」
「なんだか、そんな話してたらぼくシたくなっちゃった!」
「は?」
「ほら、もう誰もいないし、ね?」
「いや、ね?じゃありませんからね?嫌ですよ?」
「ここのソファーふかふか!床より痛くない!」
「いや、だから」
「はい、名前ちゅー」
「だからシませんって!んむっ!」



―――
褒められたいロボクダ。
間が空いてるのは言葉を認識してるからです。ウィンウィンいってるんです。



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