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エメットとヒール

→会話オンリー



「名前はさ、ボクのこと好き?好きだよね?好きじゃない筈ないよね?」
「うざいんですけど。」
「ごめんなさい。ねぇねぇ、好き?」
「はいはい、好きです好き。超好きですー。」
「すっごく棒読み!でも嬉しい!」
「はぁ、突然なんですか。」
「あのね、この前聞いたんだけど、ヒール高い靴を選ぶのって、性行為に対してアブノーマルなプレイを求めるんだって。ほら、ボクのブーツ、ヒールすっごく高いでしょ?まぁ、そういうことなんだけど。でもね、名前の見たらぺったんこ。普段もそうなの?それとも今が職場だから?」
「…………普段も割とヒールは避けますね。すぐ足が疲れちゃいますし、ヒールだと走りにくいんで。」
「わお!淡泊!女の子としてどうなのそれ!」
「仮にも彼女に向かってそんなこと言いますか。」
「ごめん!ごめんね!嘘だから!今の嘘だから!」
「本当に口先から生まれてきたような男ですね、貴方は。で、それだけですか?」
「それってなに?」
「ヒールですよ!頭弱いにも程があるんですけど!?」
「Oh,Yes!そうヒール!あのね、名前ボクのこと好きだよね?」
「好きですけど。」
「それならアブノーマルなプレイも受け入れてくれるよね?」
「嫌に決まってるんですけど。私アブノーマルとか求めてないんで。」
「そこは、ほら、愛の力でカバーして?」
「あざとい!首傾げるとか超あざとい!でもサブウェイマスターの白い方が可愛い!」
「なにそれ聞き捨てならない。ちょっとこっち来て。」
「ちょ、引っ張らないで!私まだ仕事が!」
「そんなの後。そんなことよりボクとアブノーマルプレイ!しっかりボクのご機嫌取りしてよね!ボク結構怒ってる。」
「Oh……。」



―――
ツイッターで回ってきたやつを元に。なんか、ヒールが高いとうんちゃら〜な話しだったような気がする…。

加筆修正:7月5日



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