Special Project

西園寺家・陵泉高校新春特別企画 PAGE.1


西園寺家応接室に集まった4人。

メンバーは西園寺家次男の西園寺裕次。

陵泉高校サッカー部の神坂龍之介。

恋人は同居人&恋人はキャプテン夢小説サイト『ESCORT x SPIELFUHRER』の管理人、樹々。

そして、司会の陵泉高校サッカー部主将の千葉一樹。

千葉「あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。」

裕次・神坂・樹々「あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。」

裕次「一樹、久しぶりだねっ。」

千葉「ごぶさたしてます。裕次兄さん。」

神坂「えっ?千葉、裕次さんと知り合いなの?」

千葉「俺は樹々さんの書く小説で、西園寺家の親戚だったり、西園寺家令嬢と恋人になったりしたこともあるので、裕次兄さんを始め西園寺家の兄弟は全員知っている。」

神坂「へぇ〜。そうなんだ。俺は西園寺家とは縁がないんだけど、どうして今日は呼ばれたの?」

千葉「それは樹々さんから説明してもらおう。」

樹々「実は裕次お兄ちゃんと神坂先輩と私が星座と血液型がまったく同じなの。それでお正月の企画にしようかなと思って。」

裕次「え〜!そうなんだ。樹々ちゃんと一緒で俺、嬉しいっ!」

そう言うと裕次が樹々に抱きついた。

樹々「ちょ、ちょっと裕次お兄ちゃん…」

千葉「裕次兄さん。樹々さんが困ってる。」

裕次「あっ。樹々ちゃん、ごめんね。嬉しくてつい。」

千葉「では、本題に入ろう。樹々さんが気になってることがあるらしい。」

樹々「星座と血液型が一緒だと考え方とか似てるのかなぁ…って。裕次お兄ちゃんも神坂先輩もモテモテで、女の子に優しくて、ロマンチストで、王子様みたい…って感じだよね。」

千葉「裕次兄さんも神坂も顔が赤いが?」

神坂「やっぱり、樹々にそう言われると恥ずかしいよな。」

裕次「樹々ちゃんはストレート過ぎなんだよね。」

樹々「後、イベントごとには張り切っちゃう。これは特に裕次お兄ちゃんがね。」

裕次「そりゃ〜、好きな子を喜ばせるには、がんばっちゃうよ!」

そう言って、ウインクをする裕次お兄ちゃん。

樹々「私…イベントってあまり興味ないんだよね。特にハロウィン。何が楽しいのかまったくわからない。」

裕次・神坂「えっ………?」

樹々「何か準備とか面倒だし、浮かれてますみたいなのが苦手なんだよね。」

裕次「そうなんだ…?俺、張り切って仮装したけど…ダメだったのかな?」

樹々「違うの。私自身が苦手って言ってるだけだから。気にしないでね。それと私は、賑やかなのが苦手。大勢でワイワイ騒ぐのはちょっと…ね。」

神坂「へぇ…意外だね。楽しんでるように見えるから、好きなのかなって思ってたけど。」

樹々「楽しいのは楽しいけど、それは好きな人が近くにいるから。本当は二人でいたいんだよね。」

裕次「そうなんだ〜。」

裕次・神坂(好きな人かぁ。きっと俺のことだろうなぁ…)



次へ しおりを挟む


「#オリジナル」のBL小説を読む
BL小説 BLove
- ナノ -