西園寺家・陵泉高校新春特別企画 PAGE.3
千葉「最後の一人だが…これ、いいのか?」
コンコンッ。
ドアをノックする音が聞こえた。
千葉「どうぞ。」
にこやかな笑顔の修一が入ってきた。
修一「やぁ、一樹。久しぶりだね。」
千葉「ごぶさたしてます。修一兄さん。」
修一「要くんから、一樹が来てると聞いて挨拶に来ました。」
千葉「わざわざありがとうございます。修一兄さん、紹介します。俺のチームメイトで親友の神坂です。」
神坂は立ち上がり、修一に挨拶する。
神坂「はじめまして。神坂龍之介です。よろしくお願いします。」
修一「はじめまして。西園寺家長男の西園寺修一です。よろしく。ところで裕次と樹々さんもいますが、今日は何の集まりですか?」
千葉が修一に説明する。
修一「ほぉ、それは面白い企画ですね。それで今から最後の一人の発表ですか。」
千葉が修一に最後の芸能人の名前が書いてある紙を見せる。
修一「クッ…ククク…ハハハハハハ!」
千葉もつられて笑い出す。
裕次・神坂・樹々(何、この光景?あり得ない…)
樹々「修一お兄ちゃん、千葉先輩?そんなにすごい人なの?」
千葉「まぁ…な。」
修一「そうですね。」
裕次「もったいぶらないで教えてよ〜。」
千葉「じゃあ…修一兄さんの方から。」
修一「えっ?僕がですか?まあいいでしょう。」
コホンと咳払いをした修一が口を開く。
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