Kaname Midou
陽射しの中で PAGE.1
「ふう…」
今日は夏休みが明け、西園寺家のご子息、お嬢様達は新学期を迎えられた。
当然、私の仕事も忙しくなるわけで…
久しぶりに慌ただしい一日だった。
時計を見ると午後10時半。
執事室の机には書類の山。
「さすがに疲れたな…」
コーヒーを淹れてほんの少し休憩をとる。
「もう少しだ。頑張ろう…」
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