かこはくしゅしらいしくんと
「白石君」
「何や?」
「うっとーしいから離れてよ」
「照れんでもええねんで!」
「どうみたら照れてんの。君って本当は私の事見てないんだね」
「んな事あらへん!今日もナイスバディやな!」
「体だけなんだね。ほら私の顔見て。青ざめてるでしょ」
「体調悪いんか?でも安心してええよ、実は月のアレの最中でもヤれるにはヤれるねんで!」
「何に安心しろっていうのさそういう事じゃないよもう爆散してちょうだい」
「ん?バックから?」
「凄いね。空耳にも程があるよ。君が鬱陶しいせいでストレスかかって余計に体調不良なんだよ私」
「ストレスやと!?それはアカン!」
「其処だけははっきり聞こえたんだね。どんな耳してるの君」
「何が原因や?勉強うまくいかんとか?教師がキモいとか?謙也がヘタレとか?」
「君のせいだって言ってるじゃん。忍足君は何も悪くないよ。全ては君のせいだよ」
「謙也め…!」
「忍足君に殴られてしねばいいのに」
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