残機数=心臓の個数 +

主人公は他人の心臓を突き刺した回数生き返る呪いを受けている。怪我が治るとか切っても切れないとかはなくて、ただ『死ねば健康な状態で生き返る』。寧ろ、怪我や病気は治るのに人一倍時間がかかる。また、海に投げ捨てられたり海で溺死したりすると、生き返っても海面に出るまで息がもたずすぐ死ぬ→結果生き返る事が出来ないので、扱いは悪魔の実の能力者と同じ。
鎖骨の真ん中の少し下辺りに数字が浮き出ていて、死ぬと数が小さくなり、誰かの心臓を突き刺すと数が大きくなる。



・主人公がのんびり屋な男で海兵だった場合
ある非番の日、どこかの町の広場のベンチでまったり寝ていたところをホー様に目をつけられて、知らぬ間にストックにされる主人公。
しばらく経ったある日、仕事の合間に仲間とお喋りをしていたら何の前触れもなく突然眉間に穴が開いて死ぬ→生き返って首を傾げる(仲間はびっくりし過ぎて硬直したり気絶したり)。
「俺、今何で死んだんだ?」
「知るか!!びびらせんじゃねぇよバカ!!見ろこれ俺の制服が血まみれじゃねぇか!!」
「それは弁償するよごめん」

ホー様は何故か蘇ったストックに興味津々。お得意の占いで主人公を捜し当てて、そのうちどこかの島でばったり遭遇。
「…お前を船に乗せると吉…と出た(主人公の腕を掴んで)」
「離せ!!(心臓を刺す)」
「無駄だ(ストック発動)」
「(心臓に穴が開く)か、はっ…、あ、あれ…?」
「…さあ、行くぞ」
主人公が意識を失ってから死ぬまでの時間で連れ去ろうとするホーキンス船長。が、途中で生き返って激しく抵抗し、何とか逃げ切る主人公。

そして始まる追い掛けっこ。
まったりしている主人公→ホー様に捕まる→抵抗してホー様の心臓を刺す→数字が大きくなる→同時に藁人形効果発動→主人公死ぬ→数字が小さくなる→主人公生き返る→逃げる→まったりする
無限ループって怖いね!



・主人公が気弱で優しい女の子だった場合
海軍でなく白ひげ海賊団に入り、マルコさんとのラブストーリーが始まる。
主人公と顔を合わせる度に数字を確認して、少なくなっていると自分の心臓を突き刺させるマルコさんと、マルコさんを刺すのは嫌だと泣く主人公。
「んな事言ったってお前、他人(ひと)を殺すのは怖いんだろい?どうせ泣くんなら、敵を殺して泣くよりも、俺を殺して泣いてくれよい」
「!」
「お前は俺ンだからよい…涙一粒だって、他の野郎にくれてやる気はねェんだ」
マルコさんと一緒にいる限りは死なないけど、そんなふうに利用する様な事はしたくない主人公。でもマルコさんは自分を利用させてでも主人公に生きていて欲しいから、泣かせてでも自分の心臓を刺させる。
好きなのに泣かせてばかりで切なくなったり、好きなのに殺せって言われて悲しくなったり、ちょっと暗い雰囲気な話。

泣いてる女の子の手に刃物を持たせて自分の心臓に突き刺し、血を吐きながら微笑むマルコさんとか、寧ろわざと胸を切らせて、傷が塞がらないうちに女の子の手を傷口に突っ込み、自分の心臓を掴ませて恍惚としている様なマルコさんとか、想像したら激しく萌えた。
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