俺「殺戮武人ってどういう意味なん?」 +
殺人でしか自分の感情を表現する事が出来ないキラーとか萌えるなぁって思うのです。
嬉しいから殺す。悲しいから殺す。悔しいから殺す。楽しいから殺す。好きだから殺す。嫌いだから殺す。つまらないから殺す。寂しいから殺す。
そうして生きてきた結果「殺戮武人」と呼ばれる様になった、とかさ。
それなら仲間達も殺しちゃうんじゃないの?
→殺人しか知らないからこそ『殺さない』相手がそれだけ特別だという
→つまり仲間大好き過ぎて殺さないキラーかわいい、という結論に至る
そんなキラーとキッドさんとの出会いを妄想してみる。
どっかで人を殺しまくってたキラーを一目見て気に入ったキッドさん、キラーを仲間に誘う。が、
キラー「断る」
玉砕。
でもキッドさんは諦めない。
キッド「俺の仲間になれ」
キラー「断る」
諦めない。
キッド「俺は本気で海賊王目指してんだ」
キラー「知ったことか」
諦めない…。
キッド「世界を見せてやるよ」
キラー「興味ない」
諦めな…。
キッド「お前はこんな所で燻ってる様なタマじゃねェ」
キラー「それを決めるのは俺だ」
諦め…。
キッド「ラフテルへ連れてってやる」
キラー「(無視)」
あき…ら…
キッド「この世に俺とお前の名を轟かせるんだ!」
キラー「…………はぁ」
キッド「!」
キラー「…俺に関わるな」
あんまりしつこいのでイラッとするキラー。
キッドさんに刃物突き付けて脅しにかかるけど、キッドさんはニヤニヤしてて全然怯まない。その余裕そうな感じに、キラーはまたイラッとする。
キラー「殺すぞ」
キッド「殺されねェよ」
キラー「…」
キッド「仲間になれ」
キラー「…何故俺にこだわる」
キッド「気に入ったからだ」
ドヤ顔のキッドさんに、キラーは無言で襲い掛かる。からのバトル。
多分キッドさんは楽しんでテンション高めになるけどキラーは「何なんだコイツ」っていう若干の戸惑いが見える。キッドさんが「殺す気で来いよ!」って煽ってやっと本気になる。
戦闘の描写は省略。
キラーはキッドさんがなかなか殺せなくて、だんだんとムキになってくる。で、自分からもキッドさんを煽って二人してキレる。
そしてキレたおかげでお互い本性見せつつ本心のぶつかり合いに…!ベタは少年誌の醍醐味だね。
多分最後は「俺が(物理的にも精神的にも)殺せない奴はお前が初めてだ」からの「良いだろう、お前に着いて行ってやる」みたいな。そして仲間になり信頼のおける相棒になるとは…!友情芽生えるとか流石ジャンプ。
その後キッドさんに言われた時だけは人を殺せなくなる様になるキラーだったらかわいい。
キラー「(あ、この男殺そう)」
キッド「今日からこいつもウチのクルーだ」
キラー「え」
キッド「…今殺そうとしてたろ」
キラー「(顔をそらす)」
キッド「オイ」
キラー「わかっている。仲間になるんだろう。なら殺さないさ」
キッド「まったくよォ…その知らない奴を見たら取り敢えず殺そうとする癖、どうにかなんねェのか」
キラー「…すまん」
物騒可愛いという新ジャンル…いやなんでもない