海上の服屋さんとか +

ぷるぷるぷるぷる、ぷるぷるぷるぷる…がちゃ
「はい、こちらアバンギャルド。本日は何をご所望で?」

店主は独り身のイケおじ。声めっちゃ渋い…中田譲治さんみたいなひっくい、エロい感じの。基本ファッションはチョイ悪系。グラサンと煙草とブランデーの似合うおじ様。
つまりあれだ、凄くセンスの良いワイルド系のイケおじ(大事な事なのでry)が、海で出会った海賊やら革命軍やら海軍やらに服を売ったり作ってあげたりする話はどこに行けば読めますかっていう。


ルーキーの若造(どこぞの外科医とか某赤いチューリップとか)が偉そうに「こーゆーの作れ」ってすかしてるから店主が「若いな」って面白がってちょっとからかったりとか
白ひげのとこの誰かがオヤジへのサプライズプレゼント用意する為にこっそり店(船)に来たりとか
寧ろ白ひげ海賊団御用達で若い衆の親戚のおじちゃん的ポジションだったりとか


「小僧、そんな細い身体で海賊か?もっと飯食え、肉つけろ」
「うるせェ。余計なお喋りはいい、さっさと…」
(脇の下に手を突っ込んで持ち上げる)
「!?何しやがる!」
「ああ、やっぱ軽い(上下に振って)」
「降ろせクソジジイ…!!」

とか

「おっちゃん、オヤジには絶対秘密だぞ!」
「びっくりさせんだからな!」
「わかってるさ。おめェらこそ、その挙動不審でバレんなよ」
「「わわわわかってらァ!!」」
「…心配だな」

とか

「え、靴もあるの?」
「一応はな。俺が作れるわけじゃねぇから、陸に上がった時に仕入れてんだが」
「なあなあ、これチョッパーに丁度良いんじゃねぇか?」
「おお!本当だ!」
「ん?小僧、お前ぐらいなら…この辺なんかどうだ」
「おおおおお!!」

とか、そういうのが見たい。


見たい…っ


見たいんだぁぁあああ
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