立海で温めてたネタその4 +
女の子と柳はクラスが違う。けど暇さえあれば女の子の所に足繁く通ってお話する柳。女の子は嫉妬から来るいじめが怖いとか適当に理由をつけて自分から柳の所へ行く事はない。が、デレないとかそういう事ではない。

「…あぁ、お前はテニスには興味がないんだったか」
「興味ないわけではないよ。柳君のやっているテニス見るのは好きだもの」
「ほう…」
「ただ、テニス部の人達の近くに行くと女子が怖いから」
「…俺もテニス部なのだが?」
「だって私から話し掛けに行ったことないじゃない。いつも柳君からだから、皆『止めようがないな』って放置してくれてるの」
「それは知らなかった。では、俺から来なければ、○○とは話せないと」
「そうだね」
「○○からは話し掛けに来てくれないのか?薄情だな」
「だって内履に泥詰められたりノート破かれたり体育着捨てられたりしたくないし…」
「…」
「ていうか、学校で話さなくても、メールだとか電話だとか出来るでしょう」
「なるほど、学校で会う事に拘らないということか。それは一理ある」
「ね」
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