OP×アホリズム +

ストーリー


ある日の蝕で死んだ主人公、グランドラインにある小さな島の小さな村で生まれる。一人っ子。
何故か生まれつき胸の心臓のあたりに文字が浮き上がってる。五歳頃に文字の力が使える事が発覚してからは周りの人に疎まれて育つ。両親には捨てられ、家からも追い出されて、村はずれの森の奥にあるぼろ小屋に住みはじめる。
それでも文字の力で賞金稼ぎ的な事をして金を稼いでなんとか生きる。その妙に大人びてしっかりしてるところも「子供らしくない」って事で気味悪がられて、それを自覚して他人に近付かなくなる。そして広がる「村はずれの森に住む化け物」の噂。
そんなある日、島にやってきた白ひげ海賊団。まず偵察のマルコが飛んできて、「あの森の小屋は何だよい?」。村の人に話を聞くと、「あそこには化け物が住んでいる」「生まれつき呪いを刻まれた子」「悪魔の実の能力者でもないのに恐ろしい力を使う」「殺そうとしても死なないんだ!」とまあ皆さん一様に怯えを見せる。何なんだよい。
んでまあ偵察から帰ってその事も織り交ぜつつ島の事を報告。話を聞いてた誰かが、ふと「殺そうとしても死なないって、マルコみたいだな!」って言う。そういえばそうだな、って会議中だけどわいわい。オヤジが(面白がって)「島に着いたら会いに行ってみたらどうだ?」とか言うのでじゃあ会いに行こう。決定。→なんやかんやで島に到着。そして不死鳥と楢鹿生の邂逅である。

「…なんの、よう、ですか…(警戒)」
「…あー…特に、用があったわけじゃねぇよい」
「…(警戒)」
「…」
「…わたし、を」
「ん?」
「つかまえて、うったり…(警戒)」
「しねェって(さらり)なぁに、ちょいと噂の『化け物』ってのを見に来ただけだい」
「…なるほど」
「ほれ、見物料がわり(なにか食べ物を渡す)」
「…!!(目を輝かせる)」

久々の凝った料理にデレる楢鹿生。自分だと手の込んだものは作れないので大喜び。

「生まれつき不思議な力を使えたもので、村の人達から疎まれてまして(もぐもぐ)」
「不思議な力?」
「心臓の辺りに【歪】(もしくは【壊】か【狂】。良い意味でない字なので村人には呪いとか言われる)って文字が浮き上がってまして。その文字に関連した力が使えるんです(あー、やっぱ楢鹿の事言えないと説明難しいなぁとか思いながらもぐもぐ)」
「ふーん…」
「悪魔の実の能力者でもないですし、生まれつき(というか前世)の力なので周りには恐れられ…あ、この小屋に来たお客さんはマルコさんが初めてですよ(凄い嬉しそうにもぐもぐ)」
「初めて…?」
「他人と雑談なんて十何年ぶりだろ…(もぐもぐ)」
「!?」

マルコも白ひげ自慢なんかしたりして。ちょっと仲良くなる二人。他人から嫌われて十年近く誰とも関わらずに生きてきたので表情が抜けちゃってる楢鹿生だけど、雰囲気でわかりやすい事に気付いてから何だかかわいく思えてきたマルコ。動物的な意味で。恋愛とかはまだない。犬猫みたいでかわいい、みたいな感じ。
マルコが村の酒場とか船とかで楢鹿生の話したら、次の日から他のクルーも楢鹿生のところを訪れ始める。最初は凄く警戒してくるくせにマルコの名前を出した瞬間にデレだすところが猫っぽくてかわいい、とおっさん達に大人気な楢鹿生。そのうち白ひげに招待されて船にもお邪魔する。大きな船にはしゃぐ楢鹿生。「おっきい!です!ふね!すごい!くじら!くじらですよ!」「オイオイ、落ち着け」(((((かわいい…!!)))))

「うちの息子共にえらく気に入られてるみてぇじゃねえか…」
「私にも謎です」
「どうだ、そのままおれの娘にならねぇか?」
「何がどうしてそうなったんでしょう」
「返事は二択だ。素直に娘になるか、断って攫われるか」
「あれ?一択な気がするのは気のせい…?」

イエスorはい。そんな流れで娘になる。

「妹になりました楢鹿生です。今日からよろしくお願いします(無表情だけど周りに花が飛んでる)」
(あ、嬉しそう)
(テンション高めだ)
(花飛んでる)
(((((かわいい!!)))))

その後はまあ家族と仲良く過ごしたり、ふとしたことで不死鳥を意識したり、ある時大暴れしたら手配書発行されたり、なんかのきっかけで自分が死んだ時の蝕によく似たものを見てパニックになったり。最後のエピソードはぜひ書きたい。


あ、ちなみに原作は変えられない方向です
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