麦わら一味と妖精さん +


立ち寄った島で、そこの領主がなんか凄いお宝を持ってるっていう噂を聞き付けた麦わら一味。
領主が住むという古城で、領主と戦ったり、領主がペットと言い張る、首輪をかけられた女の子と戦ったり、城の使用人と戦ったり、領主が倒れたり、女の子がいつの間にかいなくなってたり、使用人を倒したり、なんやかんや(この部分が一番長い)でゲットしたのは、翅を広げた蝶が閉じ込められた、直径15センチ程もある大きな琥珀。

出航してから、これは凄い、と盛り上がる一味。ナミの目は既にベリーになってる。
いくらで売れるかなー、とか、売った金で何を買おうかー、とかわいわい騒いでたら、私売られてしまうんです?っていつの間にか女の子が混ざってて大騒ぎ。

Q.いつからここにいた?
A.ずっと皆さんと一緒にいましたよ。

Q.何でここにいるの?
A.それ(琥珀)を皆さんが持っているからです。

意味わからん説明しる!て事で始まる女の子の自己紹介。
「私、妖精なんです」
「…は?」
「その琥珀が依り代なので、それの持ち主から離れる事は出来ないのです」
「?」
「出来たら大切に扱ってください、それが壊れたら私も死んでしまうので」
「?????」

女の子もとい妖精さんは、面白がった船長の命により麦わら一味の守護精霊(「私精霊じゃないんですけど」)に。
時間軸は決めてないけど、W7以降ならグラバウターマン的存在になる事を求められる。ルフィ「な!サニー号に取り憑いてくれよ!」妖精さん「無理です」

妖精さんの生態については細かく考えてある。普通の食事を取らなくても言葉や話(というよりそこに込められた感情)を食べる事で生きる事が出来るとか、ただし自分の言葉は食べられないとか、食べるのが言葉とかなので排泄はしないとか(サンジ君の夢は守られたようだ)、翅生やして飛べるとか、涙は宝石になるとか、咳すると口から花が出るとか、まあそんな感じでひたすらメルヘンな存在。

姿を現したり消えたりは気分次第。ご飯時にキッチンに来て、みんながわいわい騒いでるのを聞いてお腹いっぱい。デザートはサンジ君の口説き文句(笑)。「サンジ君のことばは甘過ぎていっそ毒みたいだよ」とか言って逆に口説いてたりとか。


ばらけちゃった一味を船で待つ妖精さんの二年間とか書きたい。
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