冥王と文鳥 +


主人公は悪魔の実の能力者で文鳥(頭が黒くて、頬は白くて、体は青灰色で、嘴が紅色のやつ)。四歳の頃に悪魔の実を食べて鳥の姿になってから、戻り方がわからなくてずっと鳥の姿で過ごしてた。六歳の時に海賊王の船に紛れ込み、航海の最後の二年を共にした。鳥の姿で。
最初はナンパのだしにする為に文鳥を手懐けようと思っていたが、可愛がっているうちに愛着がわいてきた副船長。文鳥は当時子供だったので、可愛がってくれるレイさんに普通に懐いた。で、「君は本当に可愛らしいな。ふわふわでもちもちだ」「ちよちよ(ありがとう)」「おまけに声も可愛い。羽の色も綺麗だし、その円らな瞳がとても愛くるしい」「ちよちよちよちよ(レイさんこそかっこいいよ)」みたいな感じでしょっちゅうイチャつく。仲良し過ぎてセットで扱われるようになる。

ロジャーの処刑は見に行く。シャンクスに抱っこされてちゃんと見届ける。で、シャンクスとバギーを見送ってから、色んな船に忍び込みつつシャボンディ諸島のレイさんとこに帰る。
その後はずっとレイさんと一緒。ギャンブルに行く時も、ナンパに行く時も、コーディングの仕事に行く時も、ずっとついていく文鳥。シャッキーさんのぼったくりバーの隣には専用の鳥籠(ただし開けっ放し)が置いてあって、レイさんがお酒飲んでる間そこで待ってる。

はっちゃんが来る様になった頃、ある日海から上がって来たはっちゃんに頬擦りしようとして海水に触れ、十年以上ぶりに人間の姿に戻る。近くで見てたシャッキーさんびっくり。はっちゃんもびっくり。本人もびっくり。レイさんが一番びっくり。でもすぐ持ちなおして「…君が、こんなに美しいお嬢さんだったとは」とか言い出す。
文鳥は説明した後「こっちの方が過ごしやすい」とか言ってまたすぐ鳥の姿になる。実は文鳥の人間の姿が好みドストライクだったレイさんの交渉の末に、事情を知っている人達だけの時のみ人間の姿に戻る事を約束させられる文鳥。レイさん必死である。

シャンクスがシャボンディ諸島に来た時にも人間の姿に戻って見せる。シャンクスびっくり。「レイさんがね、シャン兄には見せてあげたらって言ってたから」「えっ!?おま、能力者!?シャン兄!?え!?ん!?」「…気持ちはわかるが、落ち着け、シャンクス」ちなみにバギーはまんま「バギー兄」。

原作のシャボンディ諸島編もレイさんと一緒にいる。オークション会場でも、天井裏とかに隠れて見張りがいない時には降りてくる。「大丈夫だよ、なるようになるさ」「ちよちよ…」「これくらい、何時もの事だろう?」「ちよ!?ちよちよちよちよ!!(嘴でつつく)」「!いた、痛いじゃないか」レイさんを心配してるのに当の本人がのんびりしてるので少し怒る文鳥。でもレイさんは自分の好みの女の子が自分を心配してくれてるのがわかってるのでうれしくて笑ってる。それを真面目に聞いてないんだと解釈して文鳥は更に怒る。

その後のレイさんvs黄猿とか、バトルの際は木の上でどきどきしながら待機。

頂上決戦後もレイさんについていく。レイさんが女ヶ島まで泳いで行くなら文鳥は飛んで行く(アラバスタ編でペルが「五種しか確認されていない飛行能力をどうのこうの」とか言ってたけど、能力者の存在が明らかにされてなければその五種にはカウントされない事になるよね!多分!)。ルフィを鍛えるなら文鳥も見学する。レイさんのいる所に文鳥あり。



そんなただ一緒にいるだけの二人の話を書きたくてうずうずしてる。
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