自車校ネタ +
「ごめんなさい」
「へ?」
「わたし、地図覚えるの苦手で…迷子になるかもしれないから、さきに謝っておくね」

彼女はそう言って、へらり、と困った様に笑った。その、力の抜けた、効果音をつけるなら『ふにゃ』といった雰囲気の笑顔に、らしくもなく動揺した。



教習終わりにその子が落とし物して、それを届けたときに向こうも主人公に惚れる。お互い相手の気持ちには気付かないで、でも両方とも仲良くなろうとして必死に話題を探す、みたいな。
まあ俺はそんな甘酸っぱい話なんか書けないんだけどな!!
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