「…○○か？」

「！はい…あ、あの」

「麦わらを取り逃がしたと聞いたが」

「…はい…間違いありません」

「…何があった。お前の事だ、ただ逃げられたって訳じゃねぇんだろう」

「っ、」

「言ってみろ」

「…追い掛けていた、時に」

「あァ」

「麦わらの船員が…煙幕を…」

「…オイ、お前まさか」

「それで…スモーカーさんを思い出して、寂しくなりまして…」

「またか」

「…ぐすん」

「はぁ…(ため息)」

「だって…もう、二週間も離れて…っ」

「二週間くれぇで弱音吐いてんじゃねぇよ！」

「でもぉっ…うううぅ、えぐ、じゅもーがーじゃぁん！」

「泣くな！」

「スモーカーさんに会いたいですぅう」

「我慢しろ」

「スモー、カ、さ、…ひっく、う、えっ、ふ」

「…泣くな。後はこっちに戻るだけなんだろう」

「はい…」

「…」

「ぐすっ…」

「…仕事が溜まってんだ。さっさと帰って来て手伝え」

「！」

「返事は」

「は、はいっ！！」


どうしてもわんこ系になるのは俺がわんこ系大好きだからです。