銀の弾丸と呑気な二十面相 +
主人公は高校時代に記憶喪失して、気付いたら原作知識(マンガアニメとは知らない)とか前世(本人は前世とは知らない)で身に付けた技能とか知識とかがある状態になっていた。inアメリカ。
でも自分が誰なのかという記憶が今の分も前世の分もなくて、どうしようココハドコワタシハダレって途方に暮れていたところを通りすがりの真純氏に助けられる。
身分証明書とかあるだろ?って言われて、自分の荷物を漁ってパスポートとか手帳とかを見付けて、「記憶喪失の女性が持っていた手帳に連絡先が載っていた」って連絡してもらって、警察に預けられて、助かった〜ありがとう〜って別れる。ここで別れちゃう。
で、警察にお迎えに来るのは工藤夫妻。この頃新一君は中学生くらいを想定。
何かアメリカ留学中に家族が亡くなって、その連絡を受けたショックで記憶を無くしたんだろうとか何とか言われて、親が親友とかなんとかで工藤さんちにお世話になることになる探偵夢ではよくある流れ。
この工藤さんちにお世話になってる頃に赤井さんと出会う。突然生えた前世の記憶に混乱中の主人公が、喫茶店で偶然相席した赤井さんを見て「赤井秀一?」って呟いちゃって、「何者だ」って逃げられないよう手首ガッて掴まれるのが出会い。主人公は記憶喪失になってから妙な記憶が生えたことを素直に話して、有り体にいえば観察対象みたいな感じになる。
この頃主人公は変装と書いてコスプレが趣味。自分が誰だかわからないから、無意識で自分を探してる。誰でもないから誰にでもなれるよ!って開き直りも入ってる変装姿で赤井さんとちょくちょく交流してるうちにいつの間にか友達っぽくなる。コスプレしてると主人公の素性がバレないというラッキーな副作用があるので赤井さんもわりと気兼ねなく交流する。
しかし、主人公と赤井さんの出会いを見ていた者がいた。そう、転生男主である。なんと主人公と赤井さんが出会ったのは、男主のお父さんが経営する喫茶店だったのだ…!
「え、赤井秀一!?本物か!?相手誰だよ!?女子高生!?」ってわたわたしつつこっそり聞き耳たてる。で、主人公の情報を盗み聞きして、自分とは状況が少し違うけど似たようなものだと思って(原作知ってる的な意味で)親近感を抱く。その後常連になった主人公に声をかけようかかけないか迷って見つめてるうちに恋に落ちて、結局初対面でコクる。
Q.黒いランドセルを背負った少年に告白された主人公の反応を答えよ。
注1:少年は将来男前に育ちそうな整った顔をしており、少し赤みのある茶髪は短く切り揃え、肌は健康的に焼けた小麦色、Tシャツと短パンからはしなやかな手足がすらりと伸び、成熟した精神が滲み出ているのか不思議な色気を纏っている。
注2:主人公はショタコンの気がある。
注3:告白の言葉は、「あんたに惚れた!!おれの女になってくれ!!」とする。
A.「ふぁい//////」
主人公 は ショタコン の 称号 を てにいれた!
男主がガンガン攻めていくので主人公たじたじ。周りから見たら年上のお姉さんに惚れた男の子が必死に口説いてる微笑ましささえ感じる光景だけど、口説かれてるお姉さんもマジでときめいてる。
そのうち男主が主人公の変装(コスプレ)趣味を知り、「面白そう!!おれもやる!!」って言い出す。で、練習中に何回か赤井さんとも会って、こっちもわりと仲良くなる。やったね赤井さん、協力者(切り札)がふえるよ!
その後男主が中学へ入学、新一&蘭が高校進学するのと同時に主人公も大学に進学するも、秋頃「そうだ、ヨーロッパ行こう」と思い立って突然の海外留学。赤井さん男主くん私ちょっと半年くらい海外行ってくるねお土産楽しみにしててね行ってきますってすぐ行く。工藤家には連絡無し。大学に問い合わせればわかるし、良いかなって…等と供述しており。
で、バスジャック事件ちょい前くらいに帰国して、お帰り!!!!って大喜びの男主にデートに誘われてバスに乗って巻き込まれる。バスに乗ったら少年探偵団を見付けて「アッこれ事件に巻き込まれるパターン」って気付く男主と、途中から乗り込んだ赤井さんとお互いに気付いて「お久しぶりです」「お前ら何で乗ってるんだ」ってアイコンタクトする主人公。でもこの時は探偵団とは特に絡むことなく終わる。あっても、主人公が事情聴取受けてる男主を待ってるところに、コナンが主人公に記憶が無いのを良いことに昔会ったことあるよ感を全力で押し出して接触してくるくらい。
赤と黒辺りでは、変装姿でコナンと接触。主人公は大学生くらいの青年、男主は男子高校生にコスプ…変装した状態で「赤井秀一の個人的な協力者」としてコナンとFBIに存在を認識される。「学生?どんな接点が…?」ってめっちゃ探りを入れられるけど、赤井さんのフォローもあってうまく誤魔化す。

そして!ようやく!沖矢さん登場!こっから本編!

アパートが火事になる、あの沖矢さん初登場の時に二人もちょこっと参加。というか主人公も住んでたら話が早げふんげふん。いや、通りすがりの野次馬でも全く問題無いけども。男主はここで初めて素の状態で少年探偵団と接触する。原作的にはここで主人公と男主の詳細情報が出る感じ。親しげなコナンに男主がやや嫉妬心を燃やしたりする。「○○おねーさん、知り合い?」「ん、この子は」「おれは○○の恋人だ(主人公の肩を抱き寄せつつ威嚇)」「!?」みたいなやりとりがある。
その後ちょくちょく謎の人物達が沖矢さんを訪ねて来るのが本編かな…。オネエ系の男性とか、元気な男子高校生とか、不思議ちゃん女子高生とか、寡黙な少女とか。もちろん全部正体は主人公。でも主人公の趣味が変装だってこととか赤井さんと友達だってこととかは本人達以外知らないから、哀ちゃんとついでにコナン君は「誰だあれ…」って警戒心MAX。
一方男主は赤い彗星の声は聞けたから今度はガンダムパイロットの声が聞きたいなっていう理由でポアロに通いつめて、そのうち安室さんと(表面上は)仲良くなる。で、これ彼女なんすよめっちゃかわいいでしょって写メ見せるんだけど、それが工藤宅で自撮りしたツーショットで後ろに沖矢さんが見切れてるもんだから、緋色シリーズ辺りからはガンガン探りを入れられる。
あと、主人公と真純氏が会ったら互いに「あの時の!」ってなります。運命の再会。恩人補正かかってるのですぐ仲良くなる。主人公と男主と真純氏が揃ってる時になんかの事件に巻き込まれると良い。男主が実は剣道か何かやってて真純氏と共同戦線張ったりなんかしたら凄くたぎるけど、実際中二じゃそこまで強くなれるとも思わないので荒事は真純氏におまかせする。

なんか途中からなにを書きたいのかわからなくなってきた…
書きたいことをまとめると、
「赤井さんの友達(備考:一般人)」
「コナン=新一だと知っている主人公と、知られていることを知らないコナン」
「沖矢さんに引っ越し祝いを持って行って『…ああ、謎の記憶か…』って溜息つかれる主人公」
「オネエ系に変装して沖矢さんに絡んでうざがられる」
「正体が同一人物だとわかっていて、その上で相手の姿によって態度を変えてくる赤井さん」
「赤井さんをオリバー、真純氏をオリヴィアと呼ぶ主人公」
「年上女性のハートを奪うショタ」
「原作知識を活かすという発想がない既知キャラ」
「黒の組織に存在を認識されてない主人公」
「双子の兄弟に変装するカップル」
てな感じかな…。
一番書きたいのは、沖矢さんにうざがられるオネエ。門前払いをくらって渋々姿を変えてから訪ねなおす主人公ね。「まったく、わがままだなぁ」「(つーん)」っていうやりとりしてほしい。つーんってする沖矢さん可愛すぎかな?

うーん…あんまり意味不明なことばっかり書いてないで、学ランを着た可愛い系の男子中学生二人組に挟まれた沖矢さんもしくは原宿系女子高生とゴスロリ少女に挟まれた赤井さんが妙な性癖を持ってて援交してると誤解されて職質されるところが見たくて震える作業に戻ります。
少年探偵団に囲まれた沖矢さんに「えっ…沖矢さんってお稚児趣味あったんです…!?」って言って威圧されたいだけの人生だった
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