男じゃないよ!本当だよ! +

男の娘かおネエを騙れば良いと思うんだよね。
「私、生まれた時から女の子なんですけど…股間にちょっと余計なものがくっついてるっていうか…あっでも、大事なのは心でしょう!生物学上の分類とか、どうでも良いじゃないですかぁ!」
とか言っておけば皆「一応女扱いしてるけどこいつ男なんだよなあ」ってなってくれると思うんです…

それなら服も下着も女物を用意してもらえるし、男相手に恥じらっても違和感ないし。胸がふくらんでても、「シリコン(詰め物)です」で誤魔化せる。
お風呂も、男と一緒は恥ずかしい、でも女は一緒に入ってくれない、ってことで一人で入れる。トイレも女子の方に入れる…可能性は高い。
女っぽくても寧ろ自然だから、鋭いキャラクターによる「何か違和感あるんだよねー。実は女とかじゃないの?」的展開も無い!私はこの展開があまり好きじゃない(違和感残るようじゃダメじゃん主人公!って思ってしまう)のでこれが一番のポイントだと思ってます。

あと男装ヒロインによくある、女装させられて何も知らないキャラクターにナンパされて「あああああの、おれ、お、男なんで、」「うっそだあ、こんな可愛いのに」的なアレは無いです。
「君可愛いねー」「えーっそーですかあ?女の子に見えますぅ?」「うんうん、見える見え…る…?ん?んん?」と、こんな感じで誤魔化せます。楽で良いですね。男装ヒロインも女装(?)した時これで誤魔化せるのは同じだけど、男装ヒロインは「バレたらどうしよう」って焦ってるのでこれが出来ないわけです。この余裕が男と名乗るか男の娘と名乗るかの違いなわけです。

女子と仲良くしても、咄嗟の悲鳴が「キャー!!」でも、タンスを漁られて女物しか出てこなくても、周りは勝手に「女にしか見えない…けど男なんだよなあ」となります。男装の場合は「女にしか見えない(疑い)」になるところが、「女にしか見えない(誉め言葉)」になるわけです。同じ男と名乗るのでも、「女っぽい」ことの自然さがかなり違うわけですね。
男の娘って、性別に拘らずに恋をするので、それを名乗る以上は可愛い女子を愛でても格好いい男子に歓声を上げても大丈夫なわけですしね。便利です。

例え現代学園ものだとしても、無理に男っぽくせず、女の子の髪型にメークで男子制服着ちゃえば良いんです。ちょっと胸に膨らみがあっても良いんです。私服がヒラヒラスカートでも良いんです。全く問題ありません。いじめとか変態には注意が必要ですけど。
もしこれが嫌われだとしても、たまにあるGO☆KAN未遂は確率が低くなります。いくら見た目が女の子っぽくても男ってことになってるので。男をズキューン出来る男なんて、BL漫画の世界じゃあるまいし、そうはいません。いや、悪役さんがそういう変態達の世界につてを持ってるなら別ですけど…。
あっプール学習は全部休みます。恥ずかしいよぉ…ってことでサボりましょう。「同性相手に何恥ずかしがってんだ…」とか言われたら、制服のまま胸元を隠して「ひどい!」って泣けば多分なんとかなります。
修学旅行や合宿には可愛いパジャマで参加。メーク道具とか持ち込んで女子ときゃあきゃあ騒いじゃう。モブチャラ男にナンパされてキャラクターに庇われたりも出来ます。

設定上性別バレがなくてもキャラクターをどきどきさせられますので、意外と逆ハー系にもおすすめですし、トリップ女撃退ものでも面白いかも。
どこかで誰か書いてないかな…
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