人と刀と神様の話 +
【世界観】
日ノ本は天下統一された…かと思いきや、なんやかんやでまたバラバラの国になり、簡単に言うとEUみたいな状態で平和の時代を迎えた現代。
古より、日ノ本には不思議な能力を持つ者が多くおり、彼らの使う術のひとつとして、付喪神を顕現させるものがある。みたいな感じのとうらぶ要素。
この世界では神様や妖怪は実在する。人でも物でも木でも動物でもどんどん神様になる日ノ本は、神様だらけ、神の加護を受けた子だらけで、世界的に見てかなりヤバい所って扱いをされている。

【キャラクター】
婆娑羅にトリップさせて対面とか面白いよなあって考えながら作ったからめっちゃいます。ここから長いので注意。設定の量に差があるのはご愛敬!あと豊臣は人数大杉なので少し略してます

・織田信敬(のぶたか)
建勲さん、つまり神格化した織田信長の欠片が、何故か人の皮を被って生まれて来た、ただの神様。酒好きの豪気なおっさんで、カイゼル髭とガッチリとした黒の軍服がダンディー。マブダチは松永と足利、北条へは友情の一方通行。豊臣と徳川の兄貴分。小姓である森を溺愛している。

・森敬春(たかはる)
織田の小姓。織田の部下の子で、織田から「敬」の字を貰って名付けられた。両目の視力と引き換えに千里眼を得た、子供ながらに日ノ本屈指の能力者。織田を信仰し崇拝している。織田の刀を持ち運ぶ係と、織田と手を繋ぐ係を担当。織田とは敦/盛/2011するくらいラブラブ。

・浅井長乃(ながの)
自由すぎる織田のストッパーな青年。ただし織田は何かしようとするときまず最初に浅井を外交官として海外に行かせるので、あまりストッパーの役割を果たせていない。そのため、織田の思いつきの行動で迷惑を被った日ノ本の一部武将達からは理不尽に恨まれている。

・豊臣秀貞(ひでさだ)
男気溢れるやんちゃなアニキ。坊主で童顔で軍服なので見た目すごい軍人感ある。織田が自分を可愛がってくれたように、弟分である徳川を可愛がっている。

・竹中庄平(しょうへい)
豊臣のオカンと名高い参謀殿。能力とか持たない普通の人間だが、知識と頭脳がダントツ優れている。えげつない戦略に定評がある怖い人。オムライス作るのが超うまい。

・黒田巫士(ふじ)
豊臣の部下。石田、大谷、島、後藤の、能力者としての先生。自分は神より上の存在だ、と思っているが、織田だけは格上と認め崇めている。女だが、剣士としての腕前は日ノ本一と言っても過言ではない。

・石田太成(たいせい)
豊臣と竹中を慕う若者。能力者で、黒田に使い方を習っている。真面目な男子高校生。いわゆる優等生タイプ。

・大谷実継(さねつぐ)
石田の幼なじみの男の娘。能力者で、石田と同じく黒田に習っている。ノリは女子高生だが、考え方は潔く男らしい。

・島右玄(うげん)
石田と大谷の後輩で後藤の同期。能力者。一匹狼気取りつつ石田を慕って結局馴れ合ってるみたいなツンデレ男子高校生。

・後藤正兵衛(まさべえ)
石田と大谷の後輩で島の同期。黒田を師匠と呼んで慕っている。泣き虫で弱虫なヘタレっ子。柴犬系男子高校生。

・徳川家博(いえひろ)
天然で超自由で元気溌剌で無邪気なおバカ系にーちゃん。子供のような性格の上、たいてい作務衣に下駄という気の抜けた格好をしているので、城下町にいても地元民から気付かれない。子供の頃織田に預けられていたため、織田と豊臣をかなり慕っており、二人の影響を受けて育った。

・本多真代(ましろ)
徳川が幼い頃から世話を見ているお付きのお姉さん。徳川のマイペースにマイペースで対抗するクールな人。すぐ一人で駆け出しどこかへ行ってしまう徳川に追い付き、捕まえるため、いつも馬に乗っている。愛馬が徳川の頭を噛んだことがあり、そのことを根に持たれている。

・武田信右衛門(しんえもん)
あざとさに定評のある甲斐のアイドル。大親友上杉が持つ、とある刀(の付喪神)が大嫌いで、その刀を折るため出会い頭に毎回襲いかかるが、上杉のことは大好き。自己紹介は戦国の鍋的なTVを見て思い付いた「可愛いもん、しんえもん、アイドルなんだもんっ!信ちゃんこと武田信右衛門だよぉ!」。

・真田幸松(ゆきまつ)
武田の元でアイドルになるべく修行中の男の子。ちょっと天然が入った自然なあざとさが売り。歌って踊って戦える武将を目指して槍の鍛練も欠かさない良い子。自己紹介は武田の考えた「清き鈴の音りんりんりん!貴方の穢れを祓っちゃうぞ!ゆきりんこと真田幸松です!」。

・望月志郎(しろう)
真田に仕える忍。黒迷彩のスーツにサイレンサー付きハンドガンや赤外線ゴーグル装備、と現代の忍らしくものすごくスネークだが、唯一の欠点が火薬好きなボンバーマンであること。日ノ本の爆発オチ担当。武田と真田のノリにはついていけない。武田軍のツッコミ役でもある。

・上杉謙也(けんや)
ザ・テンション高い若者。武田の親友で一番のファン。いつも白い法衣に白い袈裟と、驚きの白さ。武田と仲良すぎて衆道疑惑をかけられていることが解せぬ。人ならざるものに好かれ易く、しょっちゅう神隠しされかけては北条にギリギリのところで救助されているが、本人は気付いていない。

・伊達政輝(まさてる)
伊達政宗の生まれ変わり疑惑が出るほど、武振彦命から強い加護を受けている。独眼竜を名乗る、自分に自信を持っているにーちゃん。視力の無い右目を隠す家紋入りの眼帯がトレードマーク。海の外の国に対して私が日ノ本代表ですみたいな態度を取ってる織田のオッサンが気に食わない。

・足利義郎(よしろう)
ノリの良いおっちゃん。調子に乗りやすいちょろい人。イタズラが見つかった時に、グループの中で一人だけ逃げ遅れて説教されるタイプ。「次は置いて行かないから!」「本当だな?」って信じてまた置いて行かれるタイプ。ちなみにこの場合の置いていく友達は松永。

・松永久徳(ひさのり)
愉快犯な鬼畜眼鏡おじ。いろんなところを引っ掻き回して大惨事を起こすのが大好きなドS。真面目な人からは疎まれているが、織田や足利など楽しいことが好きなちゃらんpおっさん共からは人気。「退屈だよぉ松永えもーん」「しょうがないなあ(にやにや)」って感じ。

・北条氏和(うじかず)
クールでスマートなおっさん。寡黙な人。よく織田と足利と松永に絡まれる。織田と足利が友達だと言い張っていることについては、正直鬱陶しいと思っている。松永は存在自体が迷惑すぎると思ってる。昔盆栽を壊されたため、豊臣が嫌い。武田と上杉はわりと可愛がっている。

・FUMA(ふうま)
年齢性別出身地、何もかもが謎に包まれた伝説のハッカー。その正体は北条の元でバイト中の忍で、まだ若いが実力は折り紙付き。彼の技術により、北条のセキュリティは日ノ本一の厳しさを誇っている。金さえ積めば、どこぞの城の隠し通路からあの子のパンツの柄まで何でも調べてくれる。

・毛利康成(やすなり)
金属アレルギーの青年。凄く頭が良いくせに夢見がち。神という存在を科学的に解き明かしたいと思っている。うっかり金属製品に触って肌がかぶれてしまったり、なんやかんやで死にかけたりして、しょっちゅう部下達に怒られている。長曽我部に避けられているのが寂しい。

・長曽我部冴親(さえちか)
超豪華客船で日ノ本一周ツアーを行っている観光のスペシャリストであり、空母や戦艦や巡洋艦、潜水艦なども所有している海戦の鬼。几帳面過ぎて、自分の思い通りに事が進まないと気が済まないタイプ。少しヒステリック。毛利のうっかりの巻き添えで死にかけて以来、徹底的に避けている。
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