お友達の誕生日

「ちょ……ちょっと あんたら やり過ぎなんちがう?」

文句を言いつつ嬉しそうな はるひちゃんに間髪入れず 三人でプレゼントを渡す。

「これ。この間 密ちゃんと千代美ちゃんと三人で買いに行ったの。」
「はるひさんにバレないようにね」
「気に入ってもらえれば いいんですけど」

最初は別々に選ぼうとしたんだけど 密ちゃんの

「せっかくだから 三人でセットになるものがいいんじゃないかしら?」

と言う提案で一つずつ選んだもの。

はるひちゃんは嬉しそうにラッピングを解く。
私は新色のリップとマニキュア。
密ちゃんは ピンクに蝶の柄のコンパクトミラー。
千代美ちゃんは フワフワの白い蝶が付いてるピンクのポーチ。

「めっちゃ 可愛い!ありがとう! ほんま嬉しいわ!」

はるひちゃんの笑顔に 三人で顔を見合わせ笑う。
ほんま美味しいわぁ〜と言いながら料理を食べるのを見てから 箸をつける。
ほんとに美味しい。

「密ちゃんも千代美ちゃんも お料理上手だよね〜」
「天音のケーキかて 美味しいで?
まさか 学校でザッハトルテ食べられるとは思わんかったわ」
「混ぜるだけだから 簡単なんだよ? って はるひちゃん もうケーキ食べてるの?」

いろいろ食べたいやん!美味しいから止まらんし〜でも ダイエットせないかん!
ブツブツ言いながらも 嬉しそうな顔のはるひちゃん。
三人で顔を見合わせ笑う。

「ほんま ありがとうな。最高な誕生日やわ。」

喜んで貰えてよかった!
次は……千代美ちゃんだね?
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