とある乙女の華麗なる日常 | ナノ
dream2


次の日。
夕方早くから入学の祝辞と称した理事長の演説を小一時間ほど聞かされた後、夜間部生全員に『一千問アンケート』が配られた。
あれね!三巻でちらっと出てきたやつね!
ちょっとした小冊子くらい分厚いよ!

その常識外れな質問の多さに英と暁がぼやくのが聞こえる。

「黒主理事長って絶対性格悪い。今夜中に提出って」

「真面目に答えようとするからだろ。俺は適当」

原作のセリフいただきましたぁぁぁあああ!!
ああ、こういうのを聞くと黒主学園に来たんだわぁて実感するわ、うん!

早速お部屋に戻ってアンケートを埋めていく。
ふんふん、なになに〜?

名前は? ――『玖蘭珠姫』
趣味は? ――『玖蘭枢photo collectionの作成』……ってこれ書いたらいかんな、『写真撮影とアルバム作り』、っと
苦手な教科は?――『数学』、かなぁ
初恋はいつ? ――えーと、『生まれる前?』
今好きな人いる? ――『いるー!』

ってプロフ帳か!!!


―1/9―

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