この関係を断ち切るのが君に出来る最後の優しさだった


あの優しい手に触れたいと願ったのは過ちだったのでしょうか
想いは確かにこの胸にあるのに気持ちが揺れるのは何故
時よ止まれ、僕からこれ以上君を奪わないで
どうか貴方の世界が優しさで満ちていますように
瞼を閉じて君の名前をそっと呟いてみたけれど
何も聞かずににそっと抱きしめてくれるこの夜に
悲しみと寂しさの鎖で君の姿を永遠にこの胸に留めよう
この関係を断ち切るのが君に出来る最後の優しさだった
私は何度打ちのめされれば気が済むのだろう
私は今日もあてのない夜空にただ祈るばかり


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