2013/11/19 23:54

 最後、優姫が零と添い遂げたのが以外でした……。私は枢派か零派かと言われればまあ一条派かなって感じだったので、ここに落ち着かせるのか、と。あの後人間として目を覚ました枢はどう生きていくのか、と不思議に思います。優姫が残した子供二人と生きていくのかなとも思うし、優姫が残した二人の子供は純潔種であるかどうかは置いておくとしても吸血鬼の因子を持っているのだから、彼らとは少し距離を置いて人間としての道を歩むのかなとも思いますし。
 個人的には、枢にとってここからが本当の意味での共存になるのかな、と思っているので、前者だといいなと思います。妄想だけなら自由!
 そして零はと言えば、lalaファンタジーを読んでも、こいつ随分と煮え切らない奴だー!という印象でした……や、好きなんですけどね。でも、そこで優姫も結果的に零といくらかの時間を共にすることにはなったけれど、零か枢かどちらか一人を選ぶことは出来なかったんだと思います。だからこそ、こんな結末になったのだと思うので。
 優姫はエピローグにもあった通り零にはいっぱい幸せをもらったけれど、心の半分は枢のもとにあるんですね。中盤の巻で、枢にむかって心の半分は零のところにあるよ(曖昧)って言ってるし。
 多分この結末に対してんむむむむってなる人もいると思います。けれど私は納得は出来たなーという感じです。
 優姫にとって、零は共犯者で、枢は理解者。多分こんな感じなんだろうなぁ……
 しきとりまちゃんのコンビが好きだったので、すこーしだけ、この後の話が欲しいところですね。




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