「あの、不破くん、わたし、不破くんが好きなの、だから、その、付き合ってください…!」 体育館裏、告白現場に遭遇してしまった。 しかも告白してるのは私の親友。 告白されてるのは私の好きな人。 なんてベタな。 「えっと…」 私の好きな人、不破くんは返事に困ってるらしい。 なんかもやもやする やだ、見たくない、もし返事がOKだったらどうするの? たまらず駆け出した私は校舎裏付近に逃げ込んだ。 そしたらなんで? 腐れ縁の鉢屋が告白されてた。 今日ってなんか告白したらいい事ある日だっけ? しかも告白してる子は学園のアイドルといわれるほどの可愛い子ときた。 やるなあ鉢屋 「鉢屋くん、好き。大好きなの。付き合ってください」 彼女は断られるという考えがないのか、はっきりと想いを伝えてる あれ、おかしいな 不破くんの見たときよりももやもやする 心臓が、うるさい 落ち着かない。だめ、もう無理。 また逃げ出す私。消えない想い。 なんで、どうして? 鉢屋は腐れ縁、私が好きなのは不破くんのはずでしょう? 本当の気持ち (なんだろうこの気持ち) (まだ、わからない) これって誰夢なんだろう…三郎? これも結構前に書いたやつをちょこっと変えただけ 110323 ← |