隣を歩く君は、ずっと下を向いている。ぽてぽてとそんな擬音が聴こえてきそうな歩きかたで、君は危なっかしく歩く。君は何故そう僕を心配させるのだろう。そっと手をだして小指をつないぐと、君は桃色に染まった。


小指つなぎ
(恥ずかしがりやの君)



title/宙深
99字(20101002)
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