揺れるネオンの明かり。続く人の声。君から逃げるようにこの街に来て気づいた。あの場所は暖かさで溢れていたのだと。寂しさを忘れたこの街は、どこよりも悲しさを背負っているのだと。涙が出た。この街は僕だった。


戻りたい場所
(それは、もう戻れない君の隣)




100字(20101002)
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