嗚呼。
 溶けてしまいそうなほど甘い
 甘い

 甘い

 甘い

 甘い






 「たい焼き(つぶ餡)がたべたああああああい!!」

 「はい!?」



 バッと雄真が本から視線を上げる。

 どうやら私が急に大声を出したことに驚いたみたいだ真が、別にたい焼きのこと聞きたいわけじゃないよと言った気もするけど無視する。

「たい焼きは世界4大珍味に入る食べ物よ! 嗚呼! なんと素晴らしいのでしょう! 雄真、今すぐ買って来なさい」

 「え、ええー……。嫌だよ、僕読書中だし……。だいたい世界4大珍味ってなに……。う、いや、行くよ、行くって」

 チラッと雄真を見たら買いに行ってくれると言ったわ。

 流石たい焼きね。

 雄真もたい焼きの魅力に負けたのね。





 嗚呼! たい焼き最高!






(090315)
ごめんなさいごめんなさいごめんなさい。たまにはふざけたくもなるのです。


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