惚れちゃえYO!!
名言×忍玉
(parody)


シロタン先輩(11)

シロタン先輩(11)

理想の男、それが俺に与えられた忍務


ガサガサ
あたしは裏裏山に来た。
あのコより手裏剣が上手くなりたいケド、努力なんてらしくないコト、みんなに見られたくないんだよね。

えいっ…やぁッ…!

あたしは独り、一心不乱に投げ続ける。
何でも出来る、あのコの顔が浮かんで、つい力も入っちゃう。

はあ…はあ…

やっぱり駄目。
全然狙ったとこゆかない。
もお、なんで上手く飛ばないの!?
小松田以下とかサイテーだよぉ…

シロタン先輩に出会ったのはその時だ。
先輩は木の上であたしを見ていた。
え…
ずっとそこで…
あたしを見て…たの?
どおして?
もしかして…
先輩…
あたしの、コト…

答える様に微笑む先輩。
でも、
先輩がゆったのは、あたしを気遣うコトバ。
その優しさ、不意打ちすぎるよっ///
真っ赤になってうつむいたあたしは、逃げ出す様に学園に戻った。

早鐘の様に鳴る胸の音は、全速力で走ったから?
それとも…

これがあたしの、
恋のはじまり。

ガシッ
ボカッ
潮江が木にぶつかる音が聞こえた。
スウィーツ(笑)


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↑と関係ありそうなワードがならぶ(笑)
でも触るとすっとぶYO!

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