喫茶・誠屋にて@

俺の名は、近藤勇。

俺の経営する喫茶店は、町中にある小さな小さな昔ながらの店だ。

店内にある椅子の数は、カウンターを含めて全部で十個。

本当にこじんまりとしたこの店を、俺はアルバイトの子と二人で営んでいる。

こうなってくると、やってくるお客さんもいつも顔馴染みばかり。

皆、この店の雰囲気を気に入ってくれたのと、俺としては恥ずかしい限りだが俺の顔を見に来てくれているらしい。

有難いことだといつも感謝しながら、ここで皆を迎えるのが俺にとっては何にも変えがたい。

そういう意味では俺もまた、皆と過ごせるこの店で皆と顔を合わせるのが目的で、この店を続けているのかもしれない。



皆との一時の安らぎの為に、俺が経営するこの店の名を…『誠屋』という。



―――

全員出したいな!

CP要素も織り混ぜる予定。


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