お互い達した後、佐助はそのまま眠ってしまった。
相変わらず可愛いが、後処理をしなければならないので風呂場に連れていき綺麗にしていきながら考えた。
何時も甘えてくるのは嬉しいのだが寝込みを襲うのはやめてほしい。
と思うが、そうでもしなければ俺はきっと手は出さないだろう。
もしかしたらこの寝込みを襲う事もこの関係を続けていける理由なのかもしれない。
何時も構ってやれないし、仕事ばかり頭にある俺を苛立たせる事なく誘える佐助は今での奴らよりよほど楽だ。
それに一緒にいて落ち着く。飯も美味いし気遣いもできる。
もし佐助が居なくなってしまったら俺は暮らして行けないだろう。
この時点でよほど俺は佐助に依存している事が分かる。
自分でも驚いた。


そんな事を思っている間に洗い終わり、佐助を寝室で寝かせた。
このまま寝るのもいいが、そろそろ明け方だ。
畑の様子を見てくるとしようか。
そろそろ作物を収穫してもよいはずだ。きっと佐助はその作物を美味しく料理してくれる。
ふと表情が緩む。どうせ一人だ気にしない。
早く行ってたくさん野菜を採ってこよう。帰ってきたらその野菜で美味しい美味しい朝御飯を作ってくれ。

そう思いながら、小十郎は畑に向かっていった。


終わり


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