思い直せば、前の自分からは考えられないような行為を、小十郎にあってから多々行っていた。

小十郎の変わっている部分に充てられたのだろうか。

だが嫌だとは思わない。

友人からも誉められたのだ。
人らしくなったなと。

今までは人形のようで、どこか近寄りがたい存在だったらしい。

失礼だとは思ったが悪い気はしなかった。
自分でもそう思っていたから。

そして思う。

この変わった人だから、自分も変われたのだと。





end



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