政宗said
俺と幸村は同じ町に住んでいる、だから俺は幸村と会えたんだ
探す手間が省けた
…Ah?俺は覚えてるぜ?
こいつは俺の昔の好敵手だ、コイツだって覚えてる筈でなけりゃ高校まで無理矢理俺に合わせたりしねぇだろ
目的の駅に着き、そこからは歩きで十分帰れる
「………」
「幸村ー、さっきからどうした」
「な、何でもありませぬ……」
コイツが何回も俺に前世の事を聞こうとしているのも知っている、いや、楽しくて止められなくてよ
幸村は毎日俺に必死になって聞こうとするが毎日挫折している
それが愉快でたまらない見ていて楽しすぎる
…これが一般的に言うドSってやつか?
「では政宗殿…また明日、」
「Good buy!」
分かれ道で手をひらりと振るときも幸村の顔は曇っていた
流石に焦らしすぎだろうか……少し良心が痛い、気もしなくもない
だからだろうか、何となく別れ際にこう言ってやった
「Hey幸村!partyは始まったばかりだぜ?」「は………ぱ、りぃ?………政宗殿ッ?!!」あ、気付いた
「じゃぁな」
「政宗殿!!今のぱぁりぃというのはッ!!」
「partyだっての、さぁなー
俺は何も知らねぇよ」
幸村が止めようとするなかスタスタと自宅へ向かう
……これだから楽しくて止められない
まぁ、流石に今回のはバレたか








BASARAにハマって初めて書いた版権です。



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