「あ〜すっきりー」

間の抜けた声と共に佐助は小十郎のいる筈の寝室に行こうとしたが、リビングに小十郎がいた

「あ、おはよ」

「ああ…飯出来てるから食え」

「は〜い」

テーブルに並べられた朝食を食べる佐助を見て小十郎は

(何時言えばいい…食べ終わった後…か…?)


「…どうしたの?険しい顔して」

「え…いや…」

「ふぅん」

「…佐助」

「はい?」

「…後で話がある」

「うん…?」

よく分からないらしく首を傾げながら返事をした


朝食を食べ終わり、後片付けをしてゆっくりとした時間を過ごしていた

「…あのさ…話って…」

「あ…あぁ…その…」

「?」

小十郎は真剣な顔になり、佐助の真っ正面に座り

「佐助」

「…なに?」

「…愛してる」

「…はい?」

理解出来ず聞き返すと耳まで真っ赤にしながら

「佐助、お前が好きだ、愛してる」

「…!!//////」

ボッと火がついたように佐助も真っ赤になる

「えっと…あの…」

「…よければ…その…俺の味噌汁に!!」

「…は?」

「…!違っ…俺の為に毎朝味噌汁を作ってくれないか…?」

「…はは…いいよ…」

「…いいのか?」

「うん」

クスクスと笑いながらにっこりと笑いながら唇を重ねた



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