「失礼致します。書類をお届けに参りました」
「其処に置いとけ」
「はい」
書類を置いて、政宗の様子をみる
「…なんだ幸村」
「い…いえ…その…」
「言ってみろ、聞いてやる」
仕事を中断し、幸村の方をみて聞く
「…何故某を勧誘したのか聞いてもよろしいか…ただ同じ学校で、好敵手だっただけの相手なのに…」
それを聞くと政宗は困ったように笑い
「AHー…お前には分からねえさ…理解も出来ないだろうしな」
「…言わないとわかんないでござる。ちゃんと言って下され」
真剣な顔で政宗に近寄る
「…引くなよ」
「もちろんでござる。男児たるもの多少の事では」
チュ…
「…」
「こういう事だ真田幸村…you see?」
今…何が…
「…」
「…何か反応しろよ」
「な…にを…」
「何ってそりゃあ…kissだろ」
そうだ…某は接吻…を…
は…は…
「は…破廉恥でござるぅぅぅう!!!!!!////」
真っ赤になり、うろたえる幸村を眺め、
やっぱcuteだ…
などと思い、だらしなく頬を緩める政宗を見た幸村は
「な!ぜこのような事を!//」
「さっきので分からねえか…好きなんだ。あんたの事が」
真剣な眼差しで見つめられ、心臓がどくんと大きく脈うつ
そんな幸村にまた口付けをすると
「うぁぁぁぁあ!!!!////」
と、叫びながら出て行った
「…刺激が強すぎたか…」
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